平日夕食の実態調査
マイボイスコム株式会社が、2024年9月1日から7日に実施した最新の『夕食に関するインターネット調査』の結果、平日の夕食に関する興味深いデータが明らかになりました。この調査は、約9,300名の回答者を対象に行われたもので、夕食のスタイルや家族との食事についての考え方が注目されています。
平日の夕食の食べ方
調査によると、平日の夕食を自宅で取る際の選択肢として最も多かったのは「自分が作ったものを食べる」というもので、割合は約56%となっています。また、「家族が作ったものを食べる」も47%を超える人気を集めています。対照的に、「店で買ってきたものを食べる」のは約33%で、過去の調査結果と比較して増加傾向にあります。さらに、外食をする人は約21%と、こちらもわずかに増加しています。
夕食にかける時間
夕食を取る時間について多くの回答者が最も多く挙げたのは「18時台」と「19時台」で、主にこの時間帯で食事を取ることが分かりました。また、夕食にかける時間に関しても興味深い結果が得られ、なんと約6割の人が30分未満で食事を終えていることが明らかになりました。特に男性の40代から50代の層でその傾向が強く見られます。
誰と夕食を取るか
一方で、平日の夕食を誰と食べるかについては、「配偶者」「子ども」「親」との食事が多いとする回答が目立ちます。「一人で食べる」という人も31.9%に達し、この数値も過去の調査と比較して増加傾向を示しています。この傾向は特に男性の10代から20代、30代から50代でも顕著で、年齢層によって家族との食事スタイルに変化が現れています。
夕食の時間の楽しみ
興味深いのは、夕食に関する考え方で、過去調査と比べると「ひとりで食べることが多い」と回答する人が若干増加した一方で、「一緒に食べる人と会話を楽しむ」ことや「夕食の時間は楽しい」と感じる人は減少傾向にあることが分かりました。特に、店で買ってきたものを食べる層では、食事を早く済ませたいというニーズが高まっています。
メニュー作成のヒント
さて、自ら夕食を作る際の参考にする情報として、最も多いのは「レシピサイト・アプリ」で41.9%を占め、「テレビ番組」が24.1%、「料理動画サイト」が15.9%という結果でした。このことから、特に若い世代ではインターネットを利用したメニュー作成が浸透していることが伺えます。購入した食材を無駄にせず、栄養バランスを考えたメニュー作りを心掛ける人たちの声も多く聞かれました。
まとめ
今回の調査から、平日の夕食における食事スタイルや、家族との食事に対する考え方に変化が見られることが分かりました。自宅での自炊が中心となりつつも、一人で食べる割合が増加していることや、夕食の時間を楽しむという意識が薄れていることも興味深いポイントです。これらの情報は、忙しい現代社会における家族や個人の食生活を映し出すものと言えるでしょう。