増上寺の供養式
2011-11-17 14:22:42

進化する仏壇供養スタイル 〜増上寺での初の閉眼供養式〜

増上寺での仏壇の供養式



2011年11月17日、株式会社はせがわが浄土宗大本山増上寺で行った仏壇閉眼供養式が、多くの関心を集めました。この供養式は、メディア初公開となり、仏壇やお墓の改装時に行う大切な儀式として位置付けられています。

仏壇閉眼供養とは



閉眼供養は、仏壇やお墓の移動・再設置を行う際に必要な儀式で、別名「魂(たましい)抜き」や「御霊(みたま)抜き」とも言われます。この過程は、故人や仏様を敬い、感謝の意を示す重要な意味を持ちます。長谷川房生社長率いる株式会社はせがわは、昨年まで浅草寺で27回の供養式を行ってきましたが、今回は新たな場所として増上寺を選びました。

仏壇は、信仰の中心として仏様を祀る場であり、故人を偲ぶ場所でもあります。多くの人々にとって、仏壇は心の拠り所であり、大切な故人との絆を感じる場所です。株式会社はせがわは、ご家族がその故人に対して手厚く供養できるよう、参加者が直接この儀式に立ち会える機会を提供することを目指しています。

当日の流れ



供養式は、本堂で行われました。最初に、儀式を行う前に「洒水(しゃすい)」が行われ、場が清められました。この儀式は、法具や道場に香水をかけることで、聖なる空間を作り出すものです。次に、参加者による「回向(えこう)供養」が行われ、供え物や読経が捧げられました。これにより、供養の精神がより高められます。

今年は特に注目されたのが、増上寺境内の炉を使用して行われた「お焚き上げ」です。お焚き上げは、役目を終えた古い神具やお守りを浄火によって燃やす儀式であり、特別な意味を持ちます。この活動は、一般の参拝者たちも足を留めて見守る姿が見受けられ、多くの人々が興味を持った瞬間でした。

参加した方々は、自分の仏壇がお焚き上げされる様子を静かに見守り、一つの区切りとして心に刻みました。その姿には思い出や感謝の念が溢れており、参加者たちはしみじみとした表情で帰路につきました。

まとめ



増上寺で開催された仏壇閉眼供養式は、参加者にとって特別な意義を持つものでした。仏壇や故人への感謝の気持ちを仲間と共有し、心温まる体験をすることができたことでしょう。今後もこのような活動を通じて、故人を偲び、尊重する心を広めていくことが重要です。

会社情報

会社名
株式会社はせがわ
住所
福岡県福岡市博多区上川端町12番192号はせがわビル
電話番号
092-263-7600

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