耕友会コンサート
2020-02-13 15:01:37
反戦のメッセージを込めた第9回耕友会コンサートの魅力
第9回耕友会コンサートの開催
2020年3月7日、東京芸術劇場のコンサートホールにて、第9回耕友会コンサートが開催され、ベンジャミン・ブリテン作曲の「戦争レクイエム」が演奏されました。この名曲は第二次世界大戦の悲劇を思い起こさせるもので、平和への願いが込められた作品です。
演奏の特色
「戦争レクイエム」は大規模なオーケストラと混声合唱、児童合唱が合わさった作品で、今回の演奏では約330名の演奏者が参加しました。この圧倒的なスケールと壮大さは、一般の合唱団による演奏としては非常に珍しいもので、耕友会の芸術監督かつ合唱指揮者の松下耕のもとで行われました。この演奏会は「反戦のメッセージ」を強く伝える重要な機会となりました。
ソリストとオーケストラ
今回のコンサートでは、オーケストラに「横浜シンフォニエッタ」を迎え、音楽監督にサポートを受けました。また、ソリストには、ソプラノの腰越満美氏、テノールの村上敏明氏、バリトンのカルロカン氏が参加し、それぞれが情熱あふれるパフォーマンスを披露しました。
特に腰越氏はラテン語の詩を歌い上げ、村上氏とカルロカン氏はウィルフレッド・オーウェンの戦争詩を英語で力強く語りました。このように、ソリストたちが融合することで、作品に深みと感動を加えました。
合唱隊の参加
約240名の合唱隊も大きな役割を果たしました。「The Metropolitan Chorus of Tokyo」を中心に、台湾の「台北ユースクワイア」、国内各地の児童合唱団が集結しました。演奏の中では、指揮の松下耕の指導のもと、各団体が一つにまとまる様子が印象的でした。
メッセージと意義
耕友会は、この作品を通じて、過去の戦争への反戦メッセージを広く伝え、次世代の平和を希求する姿勢を示しています。特に、国境を越えた演奏者たちが一同に集まり演奏を行ったことは、国際的な視点から見ても大変意義深いものでした。
合唱の未来
このコンサートを経て、合唱音楽の力が再認識され、戦争の悲劇と平和の重要性を訴える場としての役割を果たしました。今回の経験は、聴衆や演奏者たちにとって記憶に残る瞬間となり、今後も反戦活動を続ける基盤となることでしょう。
今後の活動
耕友会は、今後もこのようなコンサートを通じて広くメッセージを伝えていく予定です。さまざまな国や地域からの参加者とともに、音楽を通じた平和のメッセージを発信し続けることでしょう。今後も皆様のご支援とご参加をお待ちしております。
会社情報
- 会社名
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東京合唱アライアンス 耕友会
- 住所
- 神奈川県相模原市中央区淵野辺2-7-10-1103
- 電話番号
-
042-786-6517