AI-OCRの進化が加速!「eas」で非定型帳票も自動化!
株式会社うるるBPOが提供する、AI-OCR✕人力を掛け合わせたSaaS型データ自動化サービス「eas」が、生成AIを活用した機能を実装し、サービスアップデートを行いました。
今回のアップデートにより、AI-OCRの適用範囲が拡大し、人による判断が必要だった非定型帳票のデータ化がAIで高精度かつスピーディーに対応できるようになりました。これまでAI-OCRでは対応が難しかった、企業ごとにフォーマットが異なる請求書やタイムカードなどのデータ化も、生成AIの活用により可能になりました。
「eas」とは?
「eas」は、あらゆる書類を高精度にデータ化するAI-OCRツールです。書類の特徴に応じて、AI-OCR、クラウドワーカーの人力、またはその掛け合わせを活用することで、入力作業やデータ化業務の効率化を支援します。
注文書や発注書、納品伝票などの帳票はもちろん、タイムカード、はがき、レシート、控除証明書など、OCR単体では読み取りが難しい書類も、オペレーターが補完することでデータ化が可能です。そのため、幅広い業界で導入・活用されています。
生成AIの活用で実現した、データ化のスピードアップとコストダウン
今回のアップデートでは、AI-OCRに生成AIを組み合わせることで、従来は手入力していた帳票や項目もデータ化できるようになりました。特に、企業ごとにフォーマットが異なる請求書やタイムカードなど、従来のAI-OCRでは対応が難しかったケースにも柔軟に対応できます。
従来、「eas」では入力をAI-OCRとクラウドオペレータによる手入力から最適な方法を選択できていましたが、AI-OCRの活用範囲が広がったことで、より高速かつ低コストでのデータ化が可能になりました。
また、生成AIが持つ、事実に基づかない情報を生成してしまうハルシネーションの課題に対しても、クラウドオペレータによる検品プロセスを挟むことで、安心して活用できます。
請求書のデータ化における効果
生成AIを活用することで、AI-OCRで対応可能な項目が増えるため、より低コストでのデータ化を実現しました。
従来:80円~/枚
生成AI x AI-OCR活用:40円~/枚
「eas」が対応できる非定型帳票の例
請求書
タイムカード/勤怠表
納品書
申込書
* 年賀状
など、印字と手書きが混在する書類、乱雑な手書きの多い書類、記載位置の異なる書類、明細までデータ化したい書類に活用できます。
開発者のコメント
株式会社うるるBPO プロダクトマネージャー 竹原雅博
今回のアップデートにより、AI-OCRの活用範囲が大幅に広がりました。これまでAI-OCRでは十分にデータ化できなかった帳票や、フォーマットが複雑な書類に対しても、より効率的に対応できるようになっています。従来の技術で課題を抱えていた企業さまにも、ぜひこの機会にご利用いただき、データ化業務の効率化を実感していただければと思います。
今後も、書類のデータ化にお悩みを抱える企業さまに寄り添い、さまざまな帳票への対応を拡充することで、より多くの業務をサポートできるように開発に努めてまいります。引き続き、ご期待ください。
うるるBPOの取り組み
うるるBPOでは、「eas」の提供を通じて、多くの企業や自治体でのDX化を推進し、日本の労働力不足解決に向けて取り組んでまいります。
「eas」の詳細はこちら
https://www.uluru-bpo.jp/eas/