山下智博の挑戦
2018-08-01 15:17:13

中国の若者に日本文化を届ける山下智博が設立した株式会社ぬるぬるの挑戦

中国の若者に日本文化を届ける山下智博が設立した株式会社ぬるぬるの挑戦



中国で最も有名な日本人動画クリエイター、山下智博が、若者向けに日本文化を伝える新たな冒険を始めました。彼が設立した株式会社ぬるぬるは、日中間の文化交流を促進し、両国の相互理解を深めるという使命を掲げています。この記事では、山下氏のこれまでの実績、ぬるぬる設立の思い、そして今後の取り組みについて詳しくご紹介します。

山下智博のこれまでの実績


山下智博は2014年に「绅士大概一分钟(紳士の大体一分間)」というバラエティ番組を開始し、日本のカルチャーを中国に紹介してきました。この番組は中国の80年代、90年代生まれの若者に特に支持されており、現在彼の微博フォロワーは130万人を超え、動画チャンネルの登録数も400万人に達しています。

彼はさらに、ネットドラマの制作やバラエティ番組の企画にも挑戦し、文化プロデューサーとしての地位を築いています。「紳士の大体一分間」では、で多くの企業とのタイアップも成功させ、中国国内でその名は知れ渡っています。

株式会社ぬるぬる設立の背景


山下氏は中国に移住した際、逆風の中で創作活動を始めましたが、そのユーモア溢れる独特な表現方法が若者たちの心を掴みました。彼の目指すところは、日本と中国双方の文化をよりスムーズに理解し合えるようにすることです。株式会社ぬるぬるを設立した理由は、日中間の文化的な「潤滑油」となることであり、両国の文化理解を深めるための架け橋を築くことです。

これからの取り組み


ぬるぬるは今後、日本の映像制作チームと連携し、中国市場向けにドラマやバラエティ、ドキュメンタリーを制作する計画を進めています。また、日本企業とのタイアップを活性化させ、中国市場に関心を持つ企業へのサポートを行う方針です。さらに、山下氏自身が日中の文化事情を熟知した文化人として、日本国内のメディアで中国の実情を伝える活動も考えています。

2020年には「ネトリンピック」という新規事業を立ち上げる計画もあり、アジアから発信されるインターネット版の平和の祭典となることを目指します。

株式会社ぬるぬるの業務内容


株式会社ぬるぬるの業務内容は多岐にわたります。日本関連のIPを利用した中国向けの新規番組の企画、制作や運営を行い、さらに山下智博のマネジメント業務、日本メディアへのインフルエンサーの紹介なども手掛けます。

また、日本在住の中国人KOLとのネットワーク形成や、日本に向けた中国エンタメ界のニュース発信、そして日本産コンテンツの現地化サポートとコンサルティングを行うことで、両国の文化交流をさらに活性化させる予定です。

まずはイベントから


株式会社ぬるぬるの立ち上げを記念し、山下氏によるトークショーも開催されます。彼が語る中国のネットメディアの未来について、ぜひ参加してみてください。このイベントは、中国の今を知る良い機会となることでしょう。

山下智博と彼が築く未来の文化交流プロジェクトに注目が集まっています。彼のユニークな視点で、日中双方の若者たちが理解し合う未来が楽しみです。

会社情報

会社名
株式会社ぬるぬる
住所
東京都港区虎ノ門1-11-14-4F
電話番号
03-6822-8733

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