業界初！転職支援と訪問型ベビーシッターの新たな連携

業界初！訪問型ベビーシッターと転職エージェントの連携

2023年、訪問型ベビーシッターサービス『セレストシッター』が、次世代型転職エージェント『ZenMatch』を運営する株式会社ZenXと新たに協業することを発表しました。この取り組みは、子育て中のキャリア支援を目指すもので、両社の理念が合致した結果生まれたものです。

子育てとキャリア、両立の新モデル

子育てとキャリアの両立は、多くの人が直面する課題です。実際、出産や育児を理由に仕事を一時離れる人の割合は約70％に達しています。この協業により、子育ての経験を新たなキャリアの価値として捉える形にシフトし、社会復帰のハードルを下げようとしています。

具体的な支援内容としては、小さなお子様を持つ保育スタッフやそのご家庭に向けて、オンラインでのキャリアカウンセリングや、スキル、志向に応じた求人の提案、履歴書の書き方や面接対策支援、また両立可能な働き方のアドバイスを行います。これにより、子育て中の方が将来のキャリアをしっかり選択できる環境を提供することを目指しています。

なぜこのコラボレーションが重要か

セレストシッターは、育児中の家庭に寄り添い、彼らの時間と精神的な余裕を生み出すことを目指してきました。一方のZenXも、従来とは異なるキャリア支援を展開し、一人ひとりに合わせた働き方を提供しています。両社に共通するビジョンは、「自分らしく生き続けられる社会の形成」です。

「出産や育児はキャリアのブランクになるのではなく、むしろ価値ある経験である」との考え方に基づき、協業を通じて新たな価値を創造していくことを目指しています。このように現場支援とキャリア支援を結びつけた取り組みは、今までになかった新しいタイプのサービスであり、注目を集めることが予想されます。

将来に向けた展開

セレストシッターでは、キャリア支援だけでなく、ZenXの持つキャリア支援スクールとの連携も考えています。これにより、保育スタッフや、利用する家族たちに対し、自由な働き方の選択肢を提供するでしょう。特に、フリーランスや副業がますます重要視される時代において、知識やスキルを習得する機会を提供します。

ZenXは、AIを活用した副業やフリーランス支援のノウハウも持っており、利用者が新たなキャリアを築く手助けをします。この取り組みが実現することで、育児中の「キャリア停滞」を解消し、前向きな選択が可能となります。

代表者の声

セレストシッターの代表、池上桃音氏は、子育てを経験したからこそ、育児とキャリアの両立ができる社会を切望しています。彼女は「子育てはブランクではなく、大切な経験である」との価値観を広げたいと語ります。

また、ZenXの代表、後藤正宏氏は、「子育てとキャリアは相互に作用するものであり、両方を得られるようにしていくことが重要だ」と強調しています。この協業は、ただのサービス連携にとどまらず、社会構造全体の変革を目指す挑戦であるとしています。