コロナ禍でも温かい食卓を、銚子のキャベツを生かした宅配弁当の新たな挑戦

銚子から届ける、心温まるお惣菜

新型コロナウイルスの影響で、遠く離れた家族との接触が難しくなっている今、健康的な食事を提供する取り組みが注目を集めています。千葉県銚子市にある「クッキングDEN」は、日本三大キャベツ生産地の一つとして名高い銚子のキャベツを活かした無添加のお惣菜を真空パックで発送し、全国に届けるというチャレンジを始めました。また、近年の調理技術の進化により、鮮度を保ちつつ美味しさも追求した仕組みが整えられています。

本シリーズの特徴は、地元の新鮮なキャベツと、厳選された材料のみを使用している点です。例えば、ロールキャベツやメンチカツ、クリームシチューなどのラインナップが揃っており、どれもが家庭の味を再現しています。これらの料理は徹底して無添加にこだわり、健康への配慮も忘れていません。

銚子の自然の恵みを感じる「銚子きゃべこのSOZAIシリーズ」

このお惣菜シリーズは、特に一人暮らしや独身の男性、特に40代から50代の方に向けて作られています。仕事が忙しくて自炊の時間がない方や、栄養バランスが偏りがちな方々のために、健康的でボリューム満点な食事を届けることで、家族や自分自身の健康を守る手助けをしています。また、クラウドファンディングを通じて支援を受け、地域の味を届けるための資金も得られました。

各メニューのこだわり

- ロールキャベツ：キャベツを包み込む中には、ジューシーな合い挽き肉と新鮮な野菜が詰まっており、やわらかさを引き出す自家製の無添加スープでじっくり煮込まれています。
- メンチカツ：肉とキャベツの旨味を最大限に引き出すため、黄金バランスで調整された成分が使われており、ジューシーさが際立ちます。
- クリームシチュー：地元産の野菜とこだわりの牛乳、生クリームから作るベシャメルソースが、家庭的で懐かしい風味を感じさせます。

これらの料理は、すべて真空パックされ、冷凍状態で配送されます。解凍方法も分かりやすく明記されているため、簡単に美味しい食事を楽しむことが可能です。

健康第一での食文化の提供

クッキングDENの田中和子社長は、「創業以来大切にしていることは、美味しくて身体に良いものを届けること」と語ります。現代人にとって、栄養バランスの取れた食事はますます重要になっていますが、手軽さからコンビニ食や簡便なものに頼りがちな現状には危機感を抱いています。

「食べたものが身体を作る」という考え方のもと、有機素材を使用した料理を通じて、健康的な社会の実現を目指しています。