DHCの物流改善プロジェクト
株式会社ディーエイチシー(DHC)は、東京都港区に本社を置く企業で、ウェルビーイングをブランド理念として掲げています。この度、DHCは持続可能性を意識した環境施策を強化するため、商品配送や梱包資材の見直しに取り組むことを発表しました。これらの施策は2023年8月から順次実施される予定です。
環境に優しい梱包資材への変更
DHCは、通販や直営店への配送時に使用している梱包資材を、環境に配慮した素材に変更することを決定しました。主な取り組みとしては、以下の3つが挙げられます:
1.
通販緩衝材の変更 これまでプラスチック製であった緩衝材を、FSC認証を得た紙製のものに変更します。この取り組みは、年間約16.96トンのCO2削減につながります。新しい緩衝材は、製品にフィットしやすく、その結果、作業の効率も向上します。
2.
配送箱の見直し DHCでは、通販で使用する配送箱をFSC認証の新しいものに切り替え、デザインもシンプル化します。これにより、年間約79.32トンのCO2排出量削減が実現できるとしています。また、組み立てや解体が容易な形状にすることで、効率的な作業が可能になります。
3.
リターナブルBOXの導入 DHCは全国95店舗を運営しており、直営店への商品配送において、これまでの段ボールをリターナブルBOXに切り替えます。このBOXは200回繰り返し使用でき、年間約33.68トンのCO2排出量を削減できる見込みです。
AutoStoreの導入
さらに、DHCは川崎にあるロジスティクスセンターで「AutoStore」という自動倉庫システムを導入しました。これは、ロボットを使って商品を効率よく保管するシステムで、省スペースでの高密度な商品保管が可能です。これにより倉庫面積は格段に縮小され、作業者が無駄に移動することなく、効率的に業務を行える環境が整いました。また、ロボットのエネルギー効率も高く、持続可能な運営が実現されています。
DHCの今後の展望
DHCは、これらの取り組みを通じてSDGsの12番と13番の目標に貢献することを目指しています。特に、「つくる責任 つかう責任」と「気候変動への具体的な対策」に焦点を当て、持続可能な社会の実現に寄与していく決意です。
私たちは、DHCが今後も安全で高品質な商品とサービスを提供し続けることに期待しています。ウェルビーイングを追求する同社の活動は、多くの消費者にとっても大いに意味のあることと言えるでしょう。DHCのオンラインショップでは、これらの取り組みの詳細が確認できますので、ぜひチェックしてみてください。
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