「ブランド・ジャパン2026」の新たなノミネートの発表
日本におけるブランド価値評価の重要な指標となる「ブランド・ジャパン2026」のノミネートリストが、株式会社日経BPコンサルティングより発表されました。このプロジェクトは、2001年に始まり、今年で26回目を迎えるものです。一般生活者向けには1,000ブランド、ビジネスパーソン向けには500ブランドが対象となり、合計で1,500ブランドがこの調査に取り組みます。
2026年3月19日の報告書発行に向けて、ノミネートリストには一般生活者編とビジネス・パーソン編が含まれ、一般生活者の評価を通じて、生活者の脳裏に刻まれたトレンドを探ります。今年のノミネート者の選考は、2025年に実施された「ブランド想起調査」を基にしています。この調査方式では、自由に評価や好感を持つブランドを記入してもらい、その結果を算出して各ブランドの選出基準とします。
注目のノミネートブランド
注目すべきは、一般生活者編の1,000ブランドの内、52ブランドが新たにノミネートされたことです。他の点では、特に生成AIやITサービス、日用品、ヘルスケアに関連するブランドが目を引く傾向となっています。具体的には、OpenAIやChatGPTなどのAI関連ブランド、Microsoft CopilotといったIT系のノミネートが占められています。
新規ノミネートブランドのカテゴリ別まとめ
- - 衣料品: グローバルワーク、コスメデコルテ、ハニーズ等
- - 食品: ジョナサン、ゼンショー
- - 家具・住関連: イッタラ、キングジム、マルニ木工等
- - 健康・福祉: チョコラBB、バスクリン、ロリエ等
- - 電機関連: OPPO、ファーウェイなどのハードウェア
- - 金融・保険: チューリッヒ保険、楽天Edy
- - 情報・ITサービス: Gemini、GMOインターネット、dアニメストア等
ビジネス・パーソン編からのノミネート
また、ビジネスパーソン向けのノミネートブランドも5つ発表され、「今治造船」や「サンリオ」、「東急グループ」といった著名企業が名を連ねています。これらのブランドは、ビジネスシーンにおける評価を反映しており、特に注目される存在となるでしょう。
調査の透明性と信頼性
「ブランド・ジャパン」の信頼性を高める要素は、その調査方法にあります。2025年8月に行われた「ブランド想起調査」では、1,800のサンプルから得られたデータをもとにし、回答者は自由に評価を挙げてもらうという形式です。多様な評判によって、ブランドの実際のイメージが反映されます。
株式会社日経BPコンサルティングの視点
株式会社日経BPコンサルティングは、今回の調査を通じて、時代の変化に敏感に反応するブランドを捉え、消費者のニーズに応じたブランド構築を目指しています。私たちの生活に根ざすブランドを調査し、評価するこの取り組みは、今後ますます重要性を帯びてくるでしょう。
確認や詳細情報については、公式サイトや問い合わせフォームを通じてサポート。2026年の報告書を通じて、今後どのブランドが注目されるのか、今から楽しみです。
公式サイトリンク:
ブランド・ジャパン2026
会社概要リンク:
株式会社日経BPコンサルティング