モンスター・ラボ、ISO 27001認証を取得
株式会社モンスター・ラボは、情報セキュリティの国際規格『ISO/IEC 27001:2013』の認証を取得しました。この認証は、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に基づいたもので、情報の機密性、完全性、可用性に対するバランスの取れた管理の実施を証明するものです。
ISO/IEC 27001とは?
ISO/IEC 27001は、組織が持つ情報資産を適切に管理し、その安全性を確保するためのフレームワークを提供します。具体的には、情報セキュリティのリスクアセスメントとリスク対応に関する要求事項を定めており、企業が情報の保護に向けた体系的なアプローチを取ることを促しています。
認証取得の背景
モンスター・ラボは、これまでにもプライバシーマークを2016年に取得するなど、情報セキュリティの重要性を認識し対策を進めてきました。近年、グローバルな展開を進め、事業が多国籍化する中で、情報資産の保護に向けた対策が一層求められるようになりました。その中でISO 27001の取得は、顧客や取引先に対しての信頼性を向上させ、リスク低減を図るための重要なステップと位置づけられました。
今後の展望
認証取得によって、情報リスクの管理が強化され、業務効率も向上することが期待されます。さらに、海外企業との取引における要件を満たすことで、グローバルなビジネス展開を加速していく考えです。モンスター・ラボは、今後も情報管理体制の強化を図り、万が一の緊急事態にも迅速に対応できる組織づくりを進めていく意向を示しています。
認証の詳細情報
- - 登録組織:株式会社モンスター・ラボ
- - 認証範囲:デジタルプロダクト開発、ゲームアプリ開発、音楽配信
- - 発行日:2018年12月21日
- - 認証機関:SGSジャパン株式会社
モンスターラボの子会社、モンスターラボゲームスも同様の認証を取得しています。
モンスター・ラボのグループ概要
国内に270名、全グループ合わせて1,000名を超えるエンジニアやクリエイターを有するモンスター・ラボは、世界13カ国23拠点で関連事業を展開しています。デジタルプロダクトの開発から音楽配信、RPAツールの提供まで多岐にわたるサービスを展開し、より安全で効率的な情報セキュリティを実現していく予定です。
所在地は東京都渋谷区で、2006年に設立され、資本金は約24億円です。今後も、持続的な成長と顧客の信頼を築くために全力を尽くしていくことでしょう。