GeoVitalが進化
2025-07-08 10:50:12

新たに暑さストレスレベルを推定するGeoVitalの機能強化が実施されました

GeoVitalが新機能を搭載



株式会社フォレストシーが展開するウェアラブルバイタルセンサー「GeoVital」に、新たな機能が加わります。2025年7月中旬より販売される新モデルでは、東芝製の多機能バイタルセンサー「MULiSiTEN MS200」を搭載し、暑さストレスレベルの推定が可能になります。

新機能の概要


これまでGeoVitalは、高精度な脈拍測定により体調不良の兆候を検知することに重点を置いてきました。しかし、MS200を採用することにより、これまでの脈拍に加え、温湿度、身長、体重、既往歴といったデータを基に暑さストレスレベルを評価することができるようになります。これにより、ユーザーは自身の健康状態をより正確に把握でき、危険な時期に適切な対策を講じることが可能になります。

厚労省の法改正に対応した新モデル


厚生労働省は、2025年6月1日から労働安全衛生規則を改正し、熱中症対策に関する具体的な措置と手順を事業者に義務付けています。この法改正を受けて、GeoVitalの導入は、現場の安全対策にも寄与することが期待されます。GeoVitalの新機能は、こうした法令に則した労働環境を整えるための強力なツールとなるでしょう。

利用シーンに応じた柔軟な対応


新たに追加されるMS200モデルは、従来のモデルと同時に販売され、利用者が作業環境に応じて選択できるようになります。また、GeoVitalは危険の兆候を瞬時に検知し、設定した脈拍の閾値を超えた場合や暑さストレスレベルが基準を超えた場合には、自動でSOSを通報する機能を有しています。これにより、身体の異常をいち早く報告することができます。

進化した通信機能


GeoVitalはさらに通信機能も強化され、携帯圏内ではスマートフォンのGeoChatアプリを介して通知を受け取り、携帯圏外でもGeoChat本体との接続が可能。参加者間でバイタルデータやSOSを交換することができるため、チーム全体の安全が確保されます。さらに、GeoBaseと呼ばれる親機を簡易設置し、Starlink経由でWi-Fiに接続することで、遠隔地の管理者にもリアルタイムで情報を伝達可能です。

安全な作業環境を目指す


急激な気候変化の中で炎天下での作業が増加し、現場の安全リスクが高まっています。フォレストシーはこのリスクを軽減し、働く人々が安心して作業に従事できる環境を作るためにGeoVitalを活用していく考えです。新たな機能を備えたGeoVitalは、今後の労働現場での重要なパートナーとなることでしょう。

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会社情報

会社名
株式会社フォレストシー
住所
東京都江東区三好3-7-11清澄白河フォレストビル
電話番号
03-5245-1511

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