低コストで実現!新たな車両ナンバー認識システム
近年、駐車場やビルの入退場管理において、車両ナンバー認識システムの重要性が高まっています。その中でも、株式会社アートとシステム・ケイが共同開発した新システム『ZENESCAN NUMBER』が注目を集めています。これは、高い性能を維持しつつ、低コストでの導入を可能にした画期的なソリューションです。
なぜ『ZENESCAN NUMBER』が必要なのか?
従来、車両ナンバー認識システムは大型駐車場を中心に普及していましたが、特注での開発が一般的であり、そのために高額な導入コストがネックとなっていました。しかし、『ZENESCAN NUMBER』はそのシステムを標準化し、誰でも手軽に導入できるように設計されています。これにより、ビルやマンションの駐車場で、関係者が自動でゲートを通過できるシステムの実現が大幅に簡便化されました。
システムの特長
この新しい入退場車両ナンバー管理システムの最大の特長は、高精度な車両認識エンジンと業界トップクラスの認識速度を持つことです。システム・ケイによる調査によれば、認識率は99.5%で、1枚の画像につき0.6秒のスピードで認識が可能です。事前に登録された車両ナンバーがカメラによって読み取られると、ゲートが自動的に開く仕組みとなっています。
駐車場のゲート前に設置したネットワークカメラは、多様なメーカーの製品に対応しており、AXISやCanon、SONYなどのカメラを選択できます。また、既存のカメラを活用することも可能で、導入の柔軟性が高いのも特徴です。さらに、夜間や暗所でも赤外線投光器を使ってしっかり対応。これにより、さまざまな環境下においても確実な運用が保証されています。
今後の展望
今回の『ZENESCAN NUMBER』に続き、両社の共同開発プロジェクトとして入退室顔認証システム『ZENESCAN PERSON』も計画されています。こちらのシステムは、ネットワークカメラで顔画像を読み取るもので、システム・ケイの顔認証技術とアートの入退室管理システムを連携させた新たなサービスです。
このように、アートとシステム・ケイは最新技術を駆使し、より安全で効率的な入退場管理システムの確立を目指しています。今後の展開に大いに期待が寄せられています。
会社概要
株式会社アート
- - 代表者: 関本祥文
- - 所在地: 東京都品川区東五反田1-25-11 五反田一丁目イーストビル
- - 設立: 2003年8月1日
- - 資本金: 42,360,000円
- - 従業員数: 146名(2021年4月)
- - 事業内容: 統合管理システム及び入退室管理システムの開発
- - 公式ウェブサイト
株式会社システム・ケイ
- - 代表者: 鳴海鼓大
- - 所在地: 北海道札幌市東区北15条東1丁目2番24号
- - 設立: 1991年2月25日
- - 資本金: 310,000,000円
- - 従業員数: 55名(2021年4月)
- - 事業内容: 受託システム開発事業、ネットワークカメラ事業
- - 公式ウェブサイト
詳しくは『ZENESQUE』のウェブサイトをご覧ください:
ZENESQUEの詳細