語学学習者の学習意識
2008-10-10 19:30:24
語学学習者の学習意識調査結果発表!多言語学習の現状と学習時間、そして秋の学びキャンペーン
語学学習者の学習意識調査:多言語学習が進む現代の学習スタイル
株式会社アルクが2008年8月19日から9月16日にかけて実施した「語学学習者の“学び”に対する意識調査」の結果が発表されました。426名の語学学習者(クラブアルク会員が中心)を対象としたアンケート調査では、現代の語学学習の実態や学習への意識、そして学習方法など、興味深い結果が明らかになっています。
英語学習が圧倒的、多言語学習への意欲も高い
調査によると、現在学習している言語はアメリカ英語が47.8%と最も多く、イギリス英語と合わせると実に7割の学習者が英語を学んでいることがわかりました。アジア言語では中国語と韓国語の学習者も多く、グローバル化が進む現代社会を反映していると言えるでしょう。
特に注目すべきは、アメリカ英語学習者の約6割(57%)がアメリカ英語に加え、他の言語も同時に学習しているという点です。中には7カ国語を同時学習している人もいるなど、学習意欲の高さ、そして学習能力の高さが伺えます。
語学学習と並行した学習も盛ん
語学学習者全体の約半数は、語学以外の学習も行っていることがわかりました。その内容は趣味・実用系のものから資格取得を目指したものまで多岐に渡り、学習意欲の高さが改めて示されました。具体的には、資格取得のための学習(簿記、宅建、カラー検定など)が54.4%と高く、趣味・実用系の学習(ペン字、料理、音楽など)が43.4%という結果でした。
さらに、将来、語学以外の学習をしてみたいと考えている人も64%に上り、多くの学習者が生涯にわたる学習を重視していることがわかります。
短時間学習でも効果的な学習法を実践
1日の学習時間は30分未満が32.2%、30分~1時間が40.8%と、1時間を超える学習時間は少数派でした。しかし、アンケート回答からは「毎日必ず学習する」「生活の中に学習時間を組み込む」といった、短時間でも継続的に学習する工夫が凝らされている様子が見て取れます。
「勉強という意識ではなく、習慣として毎日行う」という意見もあったように、学習を生活の一部として捉え、効率的に学習を進める意識の高さがうかがえます。
「学ぶこと」への意識改革とアルクの秋のキャンペーン
今回の調査結果から、現代の語学学習者は単に語学力を身につけるだけでなく、多様な分野を学習し、自己実現につなげようとする強い意欲を持っていることが明らかになりました。学習時間の長さよりも、継続性と効率性を重視する学習スタイルが主流となっているようです。
こうした学習者のニーズに応えるかたちで、株式会社アルクでは「秋の学びキャンペーン2008」を11月25日まで開催しています。キャンペーンサイトでは、学習に関する様々なコンテンツや、学習をサポートする商品が紹介されています。このキャンペーンを通して、より多くの学習者が自身の目標達成に向けて学習を継続できるよう支援していく姿勢がうかがえます。
会社情報
- 会社名
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株式会社アルク
- 住所
- 東京都品川区北品川6-7-29 ガーデンシティ品川御殿山 3階
- 電話番号
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