「森羅塾」の新たなアプローチ
2026年3月26日、東京都中目黒にて、株式会社ラ キャルプが主催する女性向けクローズド共創プログラム「森羅塾」の第3回が開催されました。この取り組みは、自分自身の感覚を取り戻し、主体的に生きる力を育むことを目指しています。プログラムの主催者である森田敦子氏は、作家・桐島洋子氏の思想を受け継ぎ、現代女性に求められる“身体の知恵”を提供しています。
森羅塾とは
「森羅塾」は、「森羅万象」という理念の元、自然界のすべてがつながり合っていることに着目した教育プログラムです。参加者はこの塾を通じて、自身の内なる力に気づき、それを活用する方法を学びます。植物療法、フェムケア、ウェルビーイングをテーマに月に一度のペースで実施されていますが、クローズドな会員制として運営されているため、一般からの申し込みは現在受け付けていません。
第3回のテーマ「セントジョンズワート」
この回のテーマは「セントジョンズワート」、つまり西洋オトギリソウです。この植物は心の揺らぎに寄り添う存在として広く親しまれています。参加者は、日々のストレスや環境の変化に対して、セントジョンズワートが如何に役立つかを学びました。森田氏は、「植物は外から何かを与えるのではなく、自分の内側の力を思い出させてくれる」と語り、参加者に自己再発見を促しました。
身体の尊厳と内面の潤い
このセッションでは、特に女性の身体が直面する乾燥や変化についても話が及びました。森田氏は、身体の潤いが女性の尊厳に直結していること、さらに年齢や体調に応じたケアの重要性を伝えました。「内側の潤い」を保つことで、年齢を重ねても感動や恋をする機会を持ち続けることができるというメッセージは、参加者の胸に響いたことでしょう。
五感を使ったハーブワークショップ
段階的に行われたワークショップでは、参加者が自分自身の悩みに合ったブレンドを作成しました。セントジョンズワートとともに、メリッサやジャーマンカモミールなどを組み合わせたハーブティーを作ることで、香りや温度、味わいを通じて身体と向き合う時間をも楽しみました。この体験が、森羅塾ならではのユニークな側面です。
骨盤底筋ケアの重要性
さらに、骨盤底筋のケアについても触れられました。韓国から導入されている「easyK」というトレーニングマシンが紹介され、男女を問わず骨盤底筋を活性化するための新しいアプローチが提案されました。森田氏は、「筋肉を鍛えるだけでなく、その機能を生かすことが対策として重要です」と語り、筋肉、神経、粘膜といった視点から現代女性の健康へのアプローチについても議論が行われました。
今後の展望
「森羅塾」は、今後も毎月の定期開催を予定しています。次のテーマには、女性ホルモン、更年期、セルフケアなどが取り上げられる予定で、参加者が自己理解を深めるための機会が提供されます。また、森田敦子氏の新刊書籍も2026年3月4日に発売され、訪問看護の新しい形を示唆し、女性の一生に寄り添う視点を強調しています。
このように、「森羅塾」は植物療法の知識だけでなく、身体に関する多角的な知識をも包括する、女性の為の学びの場としての役割を果たすことが期待されます。