権田修一と福井光輝が語るGKの魅力と未来への挑戦
株式会社エスエスケイが日本国内の販売代理を務めるキーパーグローブブランド「ロイシュ」では、ヴィッセル神戸の権田修一選手とセレッソ大阪の福井光輝選手の対談が行われました。この対談の後、大阪府河内長野市のコノミヤ・スペランツァ球技場で小学5年生を対象にしたGKクリニックも開催され、豪華なコンテンツが展開されました。
欧州初上陸のモデルについて
対談は、二人の選手がそれぞれ使用しているキーパーグローブについてのコメントから始まりました。権田選手が着用しているのは、デザインがシャープな『ファストグリップ』シリーズです。「このモデルは耐久性が非常に高いので、これまでに複数使い回しても全く問題ありません。来シーズンもこれを使用予定です」と自信を持って語りました。
一方、福井選手は「来季から新たに『アトラクト デュオ エボリューション』を使用します。フィット感やグリップ力が素晴らしく、指が自然に広がる設計が気に入っています」と話しました。彼は2025シーズンには別のモデルを使用予定で、特にボールの滑りに対してのフィット感を重視していることを明らかにしました。
日本では未展開だったヨーロッパの人気モデルが2025年12月から本格展開することも発表され、GK界の期待が高まっています。
練習と試合の相関関係
対談の中で、権田選手は練習の重要性について語りました。「練習と試合は別物ではなく、練習でできることしか試合では実施できません。それだからこそ、練習の質を高めることが大切です」と彼は強調しました。福井選手も続けて、「状況によっては、いつもできる準備ができないこともありますが、やはり基本に立ち返る必要があります」とコメントし、今後のプレーに対する意気込みを表明しました。
GKクリニックの実施
対談後には、小学5年生を対象にしたGKクリニックが行われ、権田選手がハイボール、福井選手がセービングの指導を担当しました。権田選手は、実践を通じて「ディフェンスに対する声掛けが重要」とし、子どもたちにリアルなサッカーの現場を体験させました。福井選手は「キーパーが楽しめることが一番大切。そのためのポイントをしっかりと伝えたい」と、楽しい指導を心掛けていました。
クリニック終了後には、参加した小学生との交流タイムが設けられ、サイン入りグッズが当たるじゃんけん大会が行われ、笑顔であふれる充実した時間が流れました。「自分だけの武器を持つことが、今後の成長にもつながる」と権田選手が語り、参加者全員にエールを送りました。
ロイシュの歴史と魅力
ロイシュは1934年に誕生し、ドイツのメッツィンゲンで創業されました。以来、多くの歴史的瞬間を作り上げてきました。特に1974年の西ドイツ大会では、ロイシュのキーパーグローブを使用したチームが優勝し、世界のサッカー界にその名を知られることとなります。今日まで数々のアスリートたちが、ロイシュの品質と信頼性を認め、使用し続けています。
公式インスタグラム(
reuschgoalkeeping_jp)では、今後のイベントや新商品情報も発信される予定です。これからのGKを目指す若い世代には、ぜひ注目してほしいブランドです。