「おゆのみや」が登場
2016-02-22 11:01:09
「湯道」の第一号「おゆのみや」で極める極上の入浴体験
おゆのみや ─ 湯道の公認湯室
2016年3月1日、宮崎市に新たな入浴体験を提供する公認湯室「おゆのみや」がオープンしました。この湯室は、小山薫堂氏が提唱する“湯道”の第一号として設けられた場所です。湯道の作法を実践するために工夫を凝らしたデザインが施され、地元宮崎の工芸品やアーティストの作品がふんだんに使われています。
湯道の精神とおゆのみやの誕生
「湯道」は、日本特有の風呂文化を深く味わうためのもので、他人と裸で入浴する文化は世界的に珍しいものです。この概念を基に、入浴を通じて心身ともに清める方法として発足しました。100%日本の職人たちが手がけた空間として、地元の素材を用いている点も特長です。小山薫堂氏のプロデュースのもと、左官職人の挾土秀平さんや画家の立山周平さんなど、宮崎を拠点とした多くのアーティストが参加し、独自の空間が創られました。
おゆのみやの特徴
「おゆのみや」では、予約制で1日3組までの入館が可能です。基本的に7:00、15:00、20:00から各2時間利用でき、定員は2名となっています。料金は、宿泊ゲストにより異なり、シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート宿泊者は11,260円、日帰り入浴プランは21,260円で提供されています。
おゆのみやでは、単に湯につかるだけでなく、“湯道”の作法を実践します。入浴前には合掌をし、湯に感謝するところから始まります。具体的な作法として、潤し水で水分補給をし、衣隠しとして服を覆い、湯合わせで体を清めます。湯三昧では心を湯に集中させ、自己と対峙し、垢離を行って体を清めます。
地域とのつながり
「おゆのみや」内で使用される湯道具や装飾には、すべて宮崎県の職人たちの手による作品が選ばれています。例えば、日南家具工芸社の飫肥杉や、藍染された手ぬぐい、地元特産の食材を用いた湯懐石などが取り入れられています。これにより、地元との結びつきも強化され、おゆのみやを特別なものにしています。
アクセス情報
「おゆのみや」は、宮崎県宮崎市のフェニックス・シーガイア・リゾート内に位置しています。宮崎空港からは車で25分、宮崎駅からは15分でアクセスでき、利便性も抜群です。
詳細予約や利用方法については、公式ウェブサイトを通じて確認できます。
会社情報
- 会社名
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フェニックスリゾート株式会社
- 住所
- 宮崎市山崎町浜山415番地97
- 電話番号
-
0985-21-1111