岡山大学の挑戦
2024-11-23 23:49:16

岡山大学が目指す未来社会への挑戦!Challenge万博2024出展の成果とは?

岡山大学が挑む未来社会の創造



国立大学法人岡山大学が、2024年10月31日から11月1日まで東京で開催された「Challenge万博2024」に出展しました。このイベントは、大学の知見や技術を活かしたスタートアップが集まり、持続可能で革新的な未来社会を築くためのアイデアを発信することを目的としています。今回のイベントには、関西地域を中心に26の大学が参加し、中国・四国地域からは岡山大学が唯一の出展大学として名を連ねました。

展示した革新的な技術


岡山大学のブースでは、同大学発のベンチャー企業、株式会社ハイドロヴィーナスが開発した世界初の潮流発電技術「Hydro-VENUS」を紹介しました。この技術は、従来のプロペラ方式を使用せず、半円柱型の振り子を利用して水流のエネルギーを電力に変換するものです。そのシンプルな構造は、漂流物の巻き込みリスクが低く、環境に優しいという特長があります。振り子の緩やかな動きは水生生物への影響も抑えており、持続可能なエネルギー源として期待されています。

上田社長の熱意ある講演


さらに、ハイドロヴィーナスの代表取締役社長である上田剛慈氏が、「水のエネルギーを生かす社会へ」というテーマでプレゼンテーションを行いました。上田社長は、日本の沿岸には原発20基分に相当する膨大な潮流エネルギーが存在することを指摘し、潮流発電を通じて持続可能なエネルギー供給と環境保護の両立を目指す意義を訴えました。彼の情熱的な講演は、多くの来場者の心に響いたことでしょう。

岡山大学の支援体制


岡山大学はスタートアップやベンチャー企業の創出を支援するために、技術シーズやビジネスプランの事業化に関するアドバイスや相談を行っています。興味のある教職員や学生は、スタートアップ・ベンチャー創出本部に気軽に相談できる体制が整っており、地域中核の研究大学として、さらなる発展が期待されています。

未来に向けた期待


「Challenge万博2024」での出展は、岡山大学が持つ先端技術と地域社会への貢献のあり方を示す貴重な機会でした。今後とも、岡山大学とハイドロヴィーナスの未来に向けた取り組みには大いに注目が集まることでしょう。持続可能で豊かな未来社会の実現に向けて、彼らの挑戦を応援したいものです。

本記事は2024年11月11日に岡山大学から公開された情報に基づいています。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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