ドズル社とGiGOが創り出した新しいアーケード体験
ゲーム実況グループである「ドズル社」と、ゲーム開発のGiGOが共同で制作したアーケードゲーム「ドズ走」が、7月にオープンした「異世界工房 ドズル社ワークス」で楽しまれることが発表されました。このゲームは、ビジュアルプログラミングアプリ「Springin'」を使用して開発され、プレイヤーに新たな体験を提供します。
「異世界工房 ドズル社ワークス」とは?
「異世界工房 ドズル社ワークス」は、GiGO池袋1号館の3階と4階に位置する常設店舗で、2025年7月10日にオープンしました。この施設は、ドズル社のファンがその世界観をリアルに体験できる場所として設計されています。ここでは、モノづくりの楽しさを体感できるワークショップや様々なオリジナルグッズの購入も可能です。
画期的なゲーム体験「ドズ走」
「ドズ走」は、プレイヤーが3分間の間にどれだけ長い距離を走れるかにチャレンジするランニングアクションゲームです。基本的な操作はシンプルで、ジョイスティックを使った左右の移動と、ボタンによるジャンプだけです。しかし、コース上には火やUFO、さらにはダチョウが出現し、プレイヤーの反射神経と集中力を試す内容となっています。
また、障害物に当たってもすぐにゲームオーバーになることはなく、制限時間内であれば何度でもリトライ可能です。この設計により、初心者から上級者までが楽しめる、絶妙なバランスのゲーム体験が実現されています。
クリエイターアーケードの革新性
今回の取り組みの中でも特に注目すべきは、Springin'を用いて制作されたゲームが、「クリエイターアーケード」という物理的な筐体で展開される点です。従来のアーケードゲーム開発に比べて、短期間かつ少人数での制作を可能にしたこのプロジェクトは、中小企業や教育機関でも導入しやすい新たなソリューションとしての可能性を秘めています。
「クリエイターアーケード」は、コンパクトな設計であるにも関わらず、直感的な操作が可能です。プレイは1回100円、プレイ時間は3分間と、非常に手軽。これにより、幅広い年齢層のプレイヤーがアーケードゲームの楽しさを味わうことができる環境が整っています。
今後の展望と期待
ビジュアルプログラミングツールの新しい活用方法として、イベントや企業のプロモーション活動、学校におけるプログラミング教育など、様々な場面での展開が期待されます。これにより、教育分野でのプログラミング教育ツールとしての導入が進むことでしょう。
しくみデザインとSpringin'
株式会社しくみデザインは、2005年に福岡で創業し、「できなかったことが楽しくできるようになる」瞬間を提供することを使命に、多くのプロジェクトに取り組んできました。特に、ビジュアルプログラミングアプリ「Springin'」は、ノーコードで作品を簡単に制作できる環境を提供し、幅広い教育機関でも採用されていることが特徴です。
まとめ
ドズル社の「ドズ走」は、GiGOが展開する新たなアーケードゲーム体験として、ビジュアルプログラミングツールの可能性を広げています。今後もさらなる展開が期待され、多くの人々に楽しい体験を提供し続けることでしょう。ぜひ、異世界工房で自らの手でこの新しいゲームを楽しんでみてはいかがでしょうか。