特別な機会!旧横須賀鎮守府司令長官官舎の一般公開
2025年の12月6日(土曜日)と7日(日曜日)、神奈川県横須賀市に位置する旧横須賀鎮守府司令長官官舎が一般公開されます。この歴史的な建物は、海上自衛隊横須賀地方総監部によって管理されており、通常は一般の立ち入りが制限されています。今回は特別な機会として、一般の方々にその姿を見せてくれるのです。
歴史的背景と建物の魅力
旧横須賀鎮守府司令長官官舎は、大正2年(1913年)に建設されました。日本海軍の司令長官を務めた31人の歴史を有し、戦後は在日米海軍の司令官の官舎としても利用されてきました。それから現在まで、海上自衛隊の管理下にあります。特にこの官舎は、2026年に「日本遺産」として認定された文化財であり、横須賀の近代化を象徴する貴重な存在です。
官舎内部には重厚感のある洋風デザインと美しい和室があり、特に煉瓦タイル張りの外装や壮麗なステンドグラスが印象的です。また、庭園からは横須賀市街を一望でき、その景観にも優れています。
イベントの詳細とアクティビティ
公開時間は午前10時から午後3時まで(最終入場は午後2時30分)で、入場は無料ですが、一部のイベントは事前申し込みが必要です。主催は一般社団法人横須賀市観光協会、共催は横須賀市、協力には海上自衛隊横須賀地方総監部とNPO法人よこすかシティガイド協会が名を連ねています。
公開中の日程では、次のような特別なアクティビティが用意されています。
1.
ミニコンサート: 約100年前に製造されたスタインウェイ製のグランドピアノを使用した生演奏が2回行われます。各日11時30分と13時30分からの予定で、定員は着席30名、立見席30名です。こちらも事前申し込みが必要です。
2.
ミニガイドツアー: よこすかシティガイドによる約30分のミニガイドツアーもご用意しています。こちらは各日午前10時15分から順次開始されます。
参加に際しての注意事項
参加される方への注意点もいくつかございます。敷地内にはトイレがないため、事前にトイレを済ませておくことをお勧めします。また、飲酒や喫煙は厳禁であり、犬などのペットの入場もできません。駐車場や駐輪場が設けられていないので、公共交通機関でのアクセスを推奨します。路上の駐車や駐輪も近隣の方の迷惑になるため注意してください。
がぜひともこの貴重な機会を逃さず、旧横須賀鎮守府司令長官官舎の魅力を体験してみてはいかがでしょうか。詳細については、イベントの公式ホームページや横須賀市観光案内所に問い合わせてください。
連絡先
もし疑問点があれば、横須賀市観光案内所(電話番号:046-822-8301)までお気軽にお問い合わせください。あなたの訪問を心よりお待ちしています!