独立を目指す人の約4割が副業からスタートする理由とは?
近年、独立・起業に対する関心が高まっていますが、その中でも特に注目されているのが、副業を経て独立を考える人々の増加です。株式会社アントレが実施した調査により、独立を希望する理由や理想の働き方、さらには不安要素について多くの示唆が得られました。
調査の概要と背景
アントレが運営する独立・開業サイト「アントレnet」は、2024年の東京都内での新設法人数が過去最高を記録する中、独立に関する調査を行いました。この調査の結果、独立への関心の高さは著しく、特に「やりたいことを実現するための副業」が約41.7%の人々のきっかけとなっています。
副業から独立を目指す理由
調査によると、副業を通じて独立を目指すという考え方は多くの人に浸透しています。特に「やりたいことを実現するため」という理由が多く挙げられ、その割合は41.7%に達します。同時に、収入の増加を目的とする人が31.9%、定年後も働き続けたいという人が31.5%という結果も示されています。このことから、独立を考える多くの人々がまずは副業から着手する姿勢が見えます。
独立後の理想像
独立を果たした場合、どのような働き方を希望するのでしょうか。調査によれば、「時間の自由度」を重視する人が48.6%と圧倒的に多く、続いて「裁量の大きさ」が33.7%、「効率的な仕事」が27.3%という結果となっています。つまり、自分の時間を自由に使いたい、全てを自分で決定したい、少ない労力で収入を得たいというニーズが強いことが分かります。
不安要素とその対策
一方で、独立を考える際の不安要素は大きな課題です。「本当に収入が得られるのか」という不安が31.1%にのぼり、次いで独立後の資金運用への不安が24.8%、必要な資金を準備する困難さが23.5%となっています。お金の面に関する不安が多くの人々に共通する問題であり、これが独立を躊躇させる要因となっているようです。
アントレの取り組み
独立を目指す人々を支援するために、アントレは「まずは副業から始める」選択肢を提示しています。また、独立後の生活や働き方の満足度を向上させるための支援にも力を入れています。代表取締役の上田氏は、「副業としてやりたいことに取り組むことは精神的なゆとりをもたらし、仕事を楽しむきっかけになる」と述べています。
今後の展望
このような背景の中、アントレは独立を目指す人々に向けて、資金面での不安を軽減するための情報提供や教育を強化しています。さらに、実際に独立を果たしたオーナーのリアルな声を掲載することで、希望者に具体的なイメージを持たせる役割も担っています。
独立を目指す人々にとって、まずは副業から始めることが一つの解決策となるかもしれません。そして、その道筋には、多くの人々が「やりたいことを実現する」という共通の思いがあります。