新たな領域を切り開く!RIGOLのDHO800/900シリーズ
電子計測器メーカーとして広く知られるRIGOLが、新しい12ビットデジタル・オシロスコープのDHO800およびDHO900シリーズを発表しました。特に、電子工作を始めたばかりの初心者や学生を主なターゲットにしたこの製品は、様々な機能を備えつつも使いやすさを重視しています。発売日は2023年8月18日です。
製品の特長と仕様
DHO800シリーズ
- - 周波数帯域: 100/70 MHz
- - 12ビット垂直分解能
- - DCゲイン精度: 1% で高精度
- - サンプル・レート: 最大1.25 GSa/s
- - 波形更新レート: 最大1,000,000 wfms/s(UltraAcquireモード)
- - アナログチャンネル: 2または4から選択可能
- - 最長メモリー長: 25 Mpts
- - トリガおよび解析機能: RS232/UART, I2C, SPIを標準サポート
DHO900シリーズ
- - 周波数帯域: 250/125 MHz
- - 12ビット垂直分解能
- - DCゲイン精度: 1% で高精度
- - サンプル・レート: 最大1.25 GSa/s
- - 波形更新レート: 最大1,000,000 wfms/s(UltraAcquireモード)
- - アナログ4CH、デジタル16CH
- - 最長メモリー長: 50 Mpts
- - ビルトイン信号発生器: 25 MHz(Sモデル標準装備)
- - ボード線図機能: (Sモデル標準装備)
- - トリガおよび解析機能: RS232/UART, I2C, SPI, CAN, LINを標準サポート
このシリーズのオシロスコープは、軽量でコンパクトなデザインが特徴です。DHO800/900シリーズは、片手で持ち運べるサイズ感(B5ノート程度)で、測定を行う際に持ち運びが容易です。なんと、わずか1.78 kgの重さでありながら、必要な機能はしっかり備えています。
ユーザビリティを考慮した設計
DHO800/900シリーズは、現場や教室など多様な環境で使用できる設計となっています。7インチの高精細タッチパネルを備え、操作もシンプルで直感的。さらに、Type-Cインターフェースを搭載しているため、市販のモバイルバッテリーを接続することで、電源がなくても使用できます。
モニターアームとの併用が可能で、VESA(100*100)規格にも対応。USB、LAN、HDMI接続が標準装備されているため、外部ディスプレイと連携し、大画面での表示が可能です。また、ウェブコントロール機能やSCPIコマンドコントロールにも対応しており、多様な計測アプリケーションに利用できます。
定価とモデル
DHO800シリーズ
- - DHO802: ¥49,500(税込)
- - DHO804: ¥59,400(税込)
- - DHO812: ¥69,300(税込)
- - DHO814: ¥79,200(税込)
DHO900シリーズ
- - DHO914: ¥99,000(税込)
- - DHO914S: ¥129,800(税込)
- - DHO924: ¥139,700(税込)
- - DHO924S: ¥159,500(税込)
各モデルには異なる機能と性能があり、用途に応じた選択が可能です。
まとめ
RIGOLは、この最新のDHO800/900シリーズが電子工作の初心者や学生のニーズに応えると自信を持っています。多様な機能とコンパクトな設計で、高品質な測定が可能なこのシリーズは、テストと測定の分野で新たな時代を切り開くことでしょう。興味のある方は、リゴルジャパンの公式サイトで詳細を確認してください。
公式サイト:
www.rigol.com
RIGOLは1998年の創業以来、150か国以上のお客様に革新的なテストソリューションを提供しており、433件以上の特許を取得しています。エンジニアの創造力を生かし、次世代の測定ソリューションを提供し続けています。