山善が新システム導入
2025-06-05 11:36:31

株式会社山善がデジタル人材育成に向け「テックタッチ」を新たに導入

株式会社山善がデジタルアダプションプラットフォームを導入



専門商社の株式会社山善は、ITシステムの効率を向上させるため、デジタルアダプションプラットフォーム(DAP)である「テックタッチ」を、業務システムの一部として新たに導入しました。特に人事システム「SAP SuccessFactors®」の運用においてその効果を実証しており、これによりデジタル人材の育成と確保を目指す同社の施策が期待されています。

導入の背景とその課題



株式会社山善は、2021年に基幹業務システム「SAP S/4HANA」を利用し始め、その後経費精算システムやBIツールなど複数の社内システムに「テックタッチ」の導入を拡大しました。しかし、これまで使用していた他社のDAPにおいては操作ガイドの作成が難しく、IT技術者向けの編集画面が複雑であったため、非IT人材にとっては扱いづらい状況が続いていました。さらに、複数のDAPを運用することで、ライセンスコストの二重負担やガイド作成のガバナンスに問題を抱えていたのです。

導入の決め手



山善は、他社DAPと比較した結果、直観的に操作可能なエディターや柔軟なカスタマイズ性、手厚いサポート体制、そしてコストパフォーマンスの高さから「テックタッチ」の導入を決定しました。これにより、すべてのDAPツールを「テックタッチ」に統一し、業務の一元化を進めています。

活用効果と具体的な成果



新たに「テックタッチ」を導入したことで、問い合わせ対応の時間や差し戻し件数がそれぞれ50%削減され、業務効率が大幅に向上しました。特に「楽楽精算」の操作時間は平均5分短縮され、申請ルールへの混乱が緩和される結果となりました。また、「SAP SuccessFactors®」では操作ガイドを約180本から約50本に集約し、ガイド保守の効率化を実現しました。ノーコードでの操作ガイド作成が可能な「テックタッチ」により、非IT人材でも質の高いガイドを完成させることができるのです。

コメントと今後の展望



山善のICT本部長である坂田正則氏は、「テックタッチ」の導入により、自社開発が容易になり、迅速にユーザーのフィードバックを反映したガイドの更新が可能になったと述べています。これにより、ビジネス環境の変化に柔軟に対応できる体制が整備され、社内の業務効率をさらに向上させることが期待されています。

会社概要と「テックタッチ」について



株式会社山善は、1947年に設立された専門商社で、工作機械や家庭機器など多岐にわたる商品を取り扱っています。一方、テックタッチ株式会社はデジタルアダプションプラットフォーム「テックタッチ」を提供しており、国内シェアNo.1を誇ります。600万人以上のユーザーに利用されていて、多くの企業において業務の効率化を支援しています。今後も「テックタッチ」を通じた活用範囲の拡大が期待されています。


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会社情報

会社名
テックタッチ株式会社
住所
東京都中央区銀座8丁目17-1 PMO銀座Ⅱ 5F
電話番号

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