親子の絵本のズレ
2026-06-12 11:24:50

親が期待する絵本と子どもが魅かれる絵本のギャップとは

概要


株式会社KADOKAWAが発表した調査結果によると、子どもが実際に反応した絵本と親が「読ませたい」と思っている絵本のテーマに明確なギャップが存在することが明らかになりました。この調査は、発達認知科学者の監修のもと、年齢別に細分化された『あそびえほん』シリーズを対象に行われました。

調査の背景


2020年に発表されたこの絵本シリーズは、赤ちゃんや子どもたちの発達に寄り添った内容となっており、世代を超えて愛されることを目指しています。それぞれの年齢に応じた絵本が収められており、親子で楽しめる要素が数多く盛り込まれています。今回の調査では、0歳から2歳までの購入者を対象に行い、計305件の有効回答を得ました。

調査結果に見えた内容



0歳の絵本


最初の対象である0歳の反応では、最も人気だったテーマは「ばあ!」といういないいないばあ遊びで、子どもたちはこのシンプルな反応で大いに楽しんでいることが分かりました。一方で、保護者が好むテーマはスキンシップを促す「すりすりだあいすき」でした。この違いは、子どもが積極的な遊びと親の愛情表現の間でどのようなギャップがあるかを示しています。

1歳の絵本


次に1歳児の評価で目を引いたのは、乗り物をテーマにした「のりものかくれんぼ」と食べ物に関する「たべものきったら」が同率で1位でした。この時期の子どもたちは、身近なテーマから多くの刺激を受け取るようです。保護者が最も選んだテーマは、表情や感情を学べる「ごきげんいかが?」でした。これもまた、子どもの成長を支えたいという願いを反映しています。

2歳の絵本


2歳になると、子どもたちの興味はより能動的な遊びへと向かいます。最も反応が良かったのは、手を使って絵具で描く「いろいろいろ!」でした。子どもが自身で主体的に何かを創造する楽しさを体験できる内容です。保護者は「ありがとう」という思いやりを育むテーマを選ぶことが多く、社会性の育成を感じさせます。

絵本から読み取れる親子の気持ち


この調査結果を通じて、親子で楽しむことの意義、また親が子どもに何を伝えたいかという期待と、子どもが自然に興味を示すものとの違いが浮き彫りになりました。親の思いを受け止めつつ、子ども自身が自由に楽しめる絵本の選び方が今後の課題ともなるでしょう。子どもたちの反応をさらに引き出すためには、もっと多様なテーマを持つ絵本の選択も重要です。


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会社情報

会社名
株式会社KADOKAWA
住所
東京都千代田区富士見二丁目13番3号
電話番号

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