Sygnature新会長就任
2022-02-15 00:07:14
Sygnature Discovery、新会長にDr. Charles Woler氏が就任し創薬支援を強化
Sygnature Discoveryが新体制を発表
2022年2月15日、英国を拠点とする創薬研究支援企業Sygnature Discoveryは、前Roche社CEOのドクター・チャールズ・ウォラー氏を新たに会長に迎えることを発表しました。これにより、世界的な創薬研究支援の活動がさらに加速することが期待されています。
Dr. Charles Woler氏の経歴
ウォラー氏は、製薬業界での豊富な実績を誇っており、Roche社のCEO、GSKの欧州会長、Cadus製薬のCEOなど、数多くの重要な役職を歴任しています。その経験から、彼はバイオテクノロジー業界の投資とオープンイノベーションに特化した専門家として知られています。近年では、Neuro3dやInflamalpsといったバイオテクノロジー企業の設立にも関与し、BiomnisのCEOとして欧州で最大規模の研究施設を運営してきました。
ウォラー氏は、リヨン大学で臨床薬理学の博士号を取得し、フランスのUniversité Paris Diderotで医学の学位を得て以来、北米と欧州において35年以上にわたり、製薬業界や医療関連領域で幅広い研究を手がけてきました。これまでの人脈と最先端の技術に精通した彼のリーダーシップのもと、Sygnature Discoveryは新たな高みへと向かうでしょう。
Sygnature Discoveryのビジョン
Sygnature Discoveryは、これまでに20の化合物を臨床開発へと導くなど、注目の創薬支援実績を持っています。最近では、Rothschild & Coのプライベートエクイティ部門であるFive Arrows Principal Investmentsからの投資を受け、グローバルなリーチを拡大しています。現在、同社の従業員は500人以上で、日本をはじめ世界各地で創薬関連の研究支援活動を展開中です。
再強化される研究支援
ウォラー会長は、Sygnature Discoveryの今後の成長戦略において、製薬やバイオテクノロジー分野での知識や経験を活かし、顧客向けサービスの質をさらに向上させることに力を入れると語っています。これには、より活発な人員の採用、薬効領域の拡大、北米を含む国際的な共同研究の推進が含まれます。また、AIや機械学習技術を創薬プロセスに積極的に取り入れていく方針も明言されています。
Sygnature Discoveryが取り組む創薬研究の領域には、中枢神経・精神疾患や免疫・炎症性疾患、がん、糖尿病など広範囲な疾患が含まれています。これにより、無限の可能性を秘めた新しい治療法の開発が期待されています。
最後に
ウォラー氏は、「Sygnature Discoveryは質の高い科学的結果を提供する企業であり、今後の薬剤開発において重要な役割を果たすことができると信じています」とし、この新しい挑戦に対する興奮を表しています。これからのSygnature Discoveryの飛躍に期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
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Sygnature Discovery Limited
- 住所
- Sygnature Discovery, BioCity, Pennyfoot Street, Nottingham, NG1 1GR, United KingdomDiscovery Building
- 電話番号
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0115-941-5401