グリーン水素認証
2025-10-16 11:43:26

ブラザー工業がグリーン水素利用で東京都からの認証を取得

ブラザー工業、グリーン水素の利用促進へ好印象



ブラザー工業株式会社は、持続可能な未来に向けた重要な一歩を踏み出しました。10月14日、東京支社にて、「グリーン水素率先利用事業者認証制度」の「少量利用型」に関する認証を取得したのです。この認証は、東京都が推進するもので、グリーン水素の利用を穏便に促進し、脱炭素社会の実現を目指しています。認証式では、小池百合子東京都知事から認証盾が授与され、同社の取り組みが評価されました。

この制度は、グリーン水素をいち早く利用する事業者を認定し、その存在を広く周知することで、東京都内での普及を加速させることを目的としています。ブラザー工業の認証取得は、同社が2013年から取り組んできたCO2を排出しない水素燃料電池の開発と、交通手段としての水素利用を効率化するプロジェクトに裏付けられています。

例えば、ブラザー工業は自社の東京支社に設置した燃料電池に、自社で生成したグリーン水素を使用しており、これが認証取得の大きな要因となりました。これによって、さまざまな取り組みが集約され、グリーン水素の利用がより身近になります。また、名古屋の瑞穂工場では、太陽光パネルから得た電力を利用して水電解水素製造装置を稼働させ、新たなグリーン水素が生成されています。さらに、独自の水素吸蔵合金を用いた安全な燃料ケースに格納された水素を、利用者に輸送するシステムも構築されています。

2023年には、ブラザー工業の水素利用推進活動を象徴するブランド「PureEne(ピュアエネ)」が立ち上げられ、多角的な取り組みを展開しています。環境ビジョン2050に基づいて、CO2排出削減、資源循環、生物多様性保全を進める中で、ブラザーグループはこれからも持続可能な事業運営を目指します。

すでに2050年までに事業活動におけるカーボンニュートラルを実現するため、さまざまな省エネ・創エネ活動を展開中です。そして、グリーン水素はその重要な役割を果たすエネルギー源となることが期待されています。

このように、ブラザー工業のグリーン水素に対するための取り組みは、持続可能な社会の構築に向けて大きな前進を遂げているのです。今後のさらなる展開が注目されます。


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会社情報

会社名
ブラザー工業株式会社
住所
愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15-1
電話番号
052-824-2072

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