博報堂の新たな挑戦:AaaS with Metaの第3弾機能
株式会社博報堂と博報堂テクノロジーズが、Metaとの業務提携を強化し、「AaaS with Meta」シリーズの新機能を展開しました。この新機能の目的は、SNSプラットフォームにおけるブランドビルディングの効果を飛躍的に向上させることです。
新機能の概要
新たに提供されるこのAI機能は、Metaに特化した配信クリエイティブの効果を事前に予測するモデルを導入しています。これにより、広告主は配信前に「優良クリエイティブの選定」と「ターゲットリーチの事前予測」が可能になります。その結果として、クリエイティブ検証にかかる予算を抑え、効果の最大化が期待できるのです。
博報堂はこれまでにもMetaとのデータ連携を通じ、その効果を最大化するための施策に取り組んできました。今回の新機能はその集大成とも言えるもので、特にクリエイティブプランニングの強化に特化しています。
クリエイティブが重要
Metaは、広告投資対効果を最大化するためには優良クリエイティブでの配信が不可欠であると主張しています。しかし、従来の手法では、どの訴求素材やメッセージが最も効果的かは実際に配信してみないと分かりませんでした。これが、検証段階での予算消費を余儀なくされる原因でした。
そのため、博報堂は「2025年 Agency of the Year」を受賞した経験を背景に、独自のAI技術とMetaプラットフォームで培ったデータを統合し、配信前に成果を正確に予測する仕組みを作り上げました。新機能は、AIによって、画像サイズやアスペクト比、タイトルなどの特徴を学習し、それぞれの業種に特化したモデルを構築監しています。
高精度な予測モデル
新機能では、化粧品や自動車、飲料、金融、外食といった異なる業種に対応した予測モデルが導入されています。実証実験では、事前に「優良」と判定されたクリエイティブを使用したところ、全素材を同金額で配信した場合と比べ、リーチ単価が改善される結果が得られました。このことは、事前予測の効果と実際の成果が一致することを示しています。
今後の展望
この新機能はディスプレイ広告からのスタートとなりますが、今後は対応業種を拡大し、より多様なクリエイティブフォーマットにも対応する計画です。また、博報堂DYグループ内のAI専門家集団「HCAI Professionals」による取り組みとしても進められています。
博報堂と博報堂テクノロジーズは、AaaSのデータ基盤とMetaが持つテクノロジーを融合させ、広告主のマーケティングPDCAを効率的に進める機能開発に邁進していく所存です。これにより、さらなる広告効果の最大化と、強固なブランドイメージの形成を目指します。