タレントの復帰を支える新たな取り組み
合同会社anchorageが提供するメンタルヘルス支援サービス「TAP(Talent Assistance Program)」は、2025年の7月に2周年を迎えることを機に、芸能界で初となる「活動復帰支援プログラム」をスタートします。この取り組みは、心の健康を置き去りにしてきた現状に一石を投じるものです。
TAPとは?
TAPは、芸能業界で働くタレントやアーティスト、そしてそのマネージャーたちに向けた専門的なメンタルヘルス支援サービスを提供しています。公認心理師や臨床心理士を中心とした専門的なチームが、個別のカウンセリングや法人向けの研修、復帰支援を行い、疲弊した芸能関係者に寄り添っています。これまでに400名以上の芸能実演者やスタッフの心の健康をサポートし、彼らが持つ特有のメンタルヘルスの課題に対して積極的にアプローチしてきました。
活動復帰支援プログラムの内容
今回新たに設けられた「活動復帰支援プログラム」は、精神的な問題により活動を休止せざるを得なかったタレントやアーティスト、スタッフに対して、復帰の道筋を提供します。このプログラムでは、復帰に際する不安や葛藤、また復帰に関する情報不足、中立的な立場からの判断が求められるシチュエーションなど、様々な心理的課題に焦点を当て、段階的な支援を行います。具体的な内容は以下の通りです。
- - 心理的準備のサポート:個別カウンセリングを通じて、再開に向けた心の準備を支援します。
- - 復帰調整支援:所属事務所や医療機関との連携を図り、円滑に復帰を進められるようサポートします。
- - アフターケア:復帰後のモニタリングやフォローアップ面談を行い、持続的なサポートを提供します。
- - 復帰方針の共有:タレント本人と所属先がしっかりと共有できる復帰方針の策定をサポートします。
- - 出演可否判断ガイドラインの作成:復帰にあたっての明確な指針を提供し、周囲の理解を深めます。
近年、芸能界では活動休止が一般化してきていますが、それに伴う復帰には多くの心理的・実務的ハードルがあります。特に、「戻る」という選択肢を持つことは、決して容易なことではありません。TAPが目指すのは、タレント本人が安心して復帰できる環境の整備です。多くのサポートを通じて、彼らの持続的な芸能活動の実現に貢献していくことが狙いです。
会社概要
合同会社anchorageの代表は、窪田 茜氏で、2023年に設立されました。東京都新宿区に本社を構え、資本金は500万円。これからもTAPを通じて芸能業界のメンタルヘルスに貢献していきます。
お問い合わせ
新たな支援の取り組みが、芸能界での多くの人々の心の健康と復帰への道筋を照らします。これからの進展にぜひご注目ください。