前澤友作氏の初の著作『国民総株主』が登場
衣類通販の巨人ZOZOを立ち上げた前澤友作氏が自らの名前を冠した初の著作『国民総株主』を12月25日に出版します。幻冬舎から刊行されるこの本は、異例な初版10万部という大規模なスタートを切り、多くの人々の注目を集めています。
株主になる新たなチャンス
本書の特異性は、なんと購入者に株式をつかむチャンスを提供するという点。購入者には株引換券と交換できるシリアルナンバーが付与され、これを利用することで実際の株式を取得することが可能です。株式の付与は、購入後に引換券を株式に交換する必要があるため、早めの行動が求められます。
この取り組みは、前澤氏の「国民が資本社会に参加できるようにしたい」という強い思いを反映しています。彼は、初めての出版にあたって、「国民総株主を目指したい」との情熱を語り、その過程での自身の気持ちや悩みを赤裸々に表現しています。
本書の内容
『国民総株主』では、前澤氏がこれまでの人生や事業経験を通じて感じたこと、思い描く未来像が綴られています。彼は、自身の経験を通じて学び取った教訓や、多くの人々と共に成長していく道筋について語っています。また、株主になれるというユニークな試みは、読者に新たな視点を提供し、資本への参加を促しています。
自身の著書については、「赤裸々で恥ずかしい部分も多いが、気持ちを込めて書いた」と述べており、読者にも共感してもらえればと願っています。さらに、初の出版でありながらも多くの方々からの支持を受け、彼の思いを伝えたいという熱意が感じられます。
前澤友作氏とは
前澤友作氏は、1975年に千葉県で生まれ、98年にはスタートトゥデイ(現・株式会社ZOZO)を設立。2004年にファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を開設し、2012年には東証一部上場を果たしました。その後も時価総額1兆円を超えるなど、日本経済に大きな影響を与えています。19年にはヤフーとの資本業務提携を発表し、その後様々な事業を手がける「前澤ファンド」を立ち上げています。また、文化芸術の発展にも寄与するために、「公益財団法人 現代芸術振興財団」を設立。2021年には民間人として初めて国際宇宙ステーションにも滞在するなど、実業家としてだけではなく、積極的に社会に貢献し続けています。
気になる書籍情報
- - タイトル: 国民総株主
- - 著者: 株式会社カブ&ピース代表取締役社長 前澤友作
- - 定価: 1,650円(税込)
- - 発売日: 2024年12月25日
- - 予約リンク:
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本書は、単なる投資の指南書ではなく、国民一人一人が自らの人生を挑戦するための手助けをする一冊です。多くの方々にとって新たな一歩を踏み出すきっかけになればと期待されています。