三菱HCキャピタルとブルックフィールドが再生エネルギー事業で手を組む
三菱HCキャピタルとブルックフィールドの提携
三菱HCキャピタル株式会社(以下、三菱HCキャピタル)と、カナダに本社を持つブルックフィールド・アセット・マネジメント社(以下、ブルックフィールド)は、新たに再生可能エネルギー事業を対象とした合弁会社を設立することを発表しました。この新しい合弁会社は、両社がそれぞれ50%ずつ出資し、主に欧州市場において大規模な再エネ資産の取得を目指します。
この合弁会社の設立は、両社が持つ強みを生かすための重要なステップです。三菱HCキャピタルは、金融や事業投資の専門知識を提供し、ブルックフィールドは資産管理の経験と再生可能エネルギーでの実績を活用します。これにより、競争力の高い再エネ投資会社となることを目指しています。
欧州市場における資産の取得
合弁契約の締結にあたり、ブルックフィールドはすでに運営中の再生可能エネルギー資産の取得に関する売買契約も締結しました。これらの資産は、英国、スペイン、スウェーデン、フィンランド、フランス、アイルランドの6カ国に分散しており、合計発電容量は約570MWに達します。取得金額は約4億ユーロ(743億円)で、この投資によって欧州市場での基盤を早期に確立する意図があります。特に、電力需要が拡大する中で地域的に分散したポートフォリオを持つことは、市場の変動にも耐えうる安定した収益基盤を形成するために非常に重要な戦略です。
さらに、ほとんどの資産は投資適格格付を持つ需要家と長期売電契約を結んでいるため、長期的な安定したキャッシュフローが予定されています。これにより、両社は経済環境の変化に柔軟に適応しながら利益を増やすことができるでしょう。
成長と展望
合弁会社の設立や資産の取得は、必要な許認可が整い次第、2026年8月までに開始される見込みです。三菱HCキャピタルは、今後この合弁会社を基盤に、欧米やオーストラリアを含むグローバル市場での優れた事業投資機会の発掘を加速させ、再生可能エネルギー分野での事業強化を目指しています。
三菱HCキャピタルの役員理事、品田勇人は、この取り組みが企業の成長戦略の一環であることを強調しています。「この投資は、2028年までの事業戦略での高収益分野への重点投資の一つです。ブルックフィールドとの強力なパートナーシップにより、持続可能な運営と安定した事業基盤を築いていきます。」と述べています。
ブルックフィールドのエネルギー部門副最高投資責任者であるイグナシオ・パズアレス氏も、「今回の提携により優れた資産を基盤にした再エネプラットフォームが確立され、さらなる成長が期待できます。」とコメントしています。
企業概要
三菱HCキャピタルグループは、国内外で8,000名以上の従業員を有し、リース・ファイナンス事業をはじめ、不動産再生事業や再生可能エネルギー事業など多岐にわたる事業を展開しています。協力し合い新たな社会価値を創出し、持続可能な社会に貢献することを目指しています。
ブルックフィールドは、ニューヨークに位置する世界有数のオルタナティブ資産運用会社であり、再生可能エネルギーやインフラなどの分野で運用資産を管理しています。持続可能なリターンを提供することを目指し、長期的な観点での投資を行っています。
会社情報
- 会社名
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三菱HCキャピタル株式会社
- 住所
- 東京都千代田区丸の内1-5-1新丸の内ビルディング
- 電話番号
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03-6865-3000