草月いけばな展
2012-10-25 17:42:24

草月いけばな展「花ときめき」開催のお知らせと見どころ

草月いけばな展「花ときめき」概要



2012年11月1日から6日まで、日本橋髙島屋8階にて第94回草月いけばな展「花ときめき」が開催されます。この展覧会は、いけばな草月流の本部が東京都港区赤坂に所在し、草月流の第四代家元、勅使河原茜を含む多くのアーティストたちによる作品を一堂に集める特別なイベントです。

展覧会では約650点の作品が展示され、伝統的ないけばなの技法を駆使した作品から、今までにない斬新なアプローチによる作品まで、広範なジャンルがそろいます。特に注目すべきは、来場者が作品の下を通り抜けられる吊り作品や、草月流の若き才能たちが参加した「茜ジュニアクラス」の作品群です。これにより、未来を担う次世代の表現力を体感することができます。

展示の特徴



ダイナミックかつ繊細な作品


草月流のいけばなは、しばしば既存の枠組みにとらわれない自由な創造性が特徴です。本展もその例に漏れず、訪れる人々の感性に挑戦し、心の豊かさを引き出すような作品が多く展示されます。技法も多様で、伝統を尊重しつつも現代的な解釈と融合が試みられており、これを見逃す手はありません。

期間と入場


展覧会は、前期が11月1日から3日、後期が11月4日から6日まで行われ、毎日午前10時から午後8時(ただし11月3日と6日は午後6時まで)に開催されます。入場料は当日券が1,000円(税込)で、15歳以下は無料となっているため、家族連れでも訪れやすい環境が整っています。

勅使河原茜からのメッセージ


草月流の第四代家元である勅使河原茜は、「物よりも心の豊かさを大切にする時代に生きている」と語っています。作品を通して、心に響く何かを感じられることで、私たちの心に灯をともすような経験を促しています。彼女は「ときめき」というテーマを通じて、訪れる皆様に心の安らぎとパワーを取り戻す機会を提供したいと考えているようです。

「ただ無心に咲き、実を結ぶ植物たち。その命の中にこそ、心にあかりを灯してくれる小さな希望がある」と語る彼女の思いが詰まった作品が、多くの人々に感動と認識を与えることでしょう。

同時開催のインスタレーション


展覧会の期間中、日本橋髙島屋1階ホールおよびショーウィンドーでは、「勅使河原茜インスタレーション」が同時開催されます。こちらも是非合わせて訪れることをお勧めします。

草月いけばな展「花ときめき」は、今の時代に求められる心の豊かさを感じるための貴重な場です。多彩な作品を楽しみながら、心を解き放つようなひとときを過ごしてください。

会社情報

会社名
一般財団法人草月会
住所
東京都港区赤坂7-2-21草月会館
電話番号
03-3408-1154

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。