不動産業界における生成AI活用：大阪宅建が座談会を開催

生成AI活用に向けた大阪宅建の新たな取り組み

2023年8月28日、大阪で不動産業界に特化した生成AIの活用法を考える座談会と交流会が開催されます。この企画は、一般社団法人大阪府宅地建物取引業協会（以下、大阪宅建）の若手メンバーからなる青鳩会の支援のもと行われます。業界のデジタル化が進む中、生成AIがどのように業務に役立つのか、その実態を学び合う場としての期待が寄せられています。

生成AIの導入状況

国土交通省が発表した「不動産業におけるデジタル技術導入状況調査（2024年版）」によると、不動産事業者の31.4%が生成AIの導入や検討を進めています。特に、業務の効率化や顧客対応、資料作成、物件紹介文の自動生成といった分野での利用が増える中、導入したものの効果を十分に引き出せていない事例も多く見受けられます。

このイベントでは、参加者が直面している似たような課題について、リアルな体験を持ち寄り解決策を探ります。青鳩会部会長の西本仁尚氏は、「継続的に内容の充実したイベントを開催することで、会員のビジネス発展を願っています」と意欲を語っています。

セミナーの詳細

開催日程

- 日時: 8月28日（木）16:30〜18:30（開場16:15）
- 参加費: 無料（事前登録が必要）
- 場所: インテックス大阪 6号館 5階ホールG

プログラム内容

1. 第一部 / ビジネスセミナー (16:30~17:15)
経営幹部2名を招き、実践的な利用法についての座談会を行います。成功や失敗の事例を共有し、業務効率化のポイントについてもリアルタイムで質問ができる環境が整っています。
2. 第二部 / ビジネス交流会 (17:15~18:30)
参加者同士のネットワーキングの機会であり、そこから新たなビジネスのチャンスが生まれるかもしれません。

スピーカーの紹介

a. 株式会社流導代表取締役木村圭志氏
不動産業界におけるDX活用のスペシャリストで、豊富な現場経験を活かしながら業務効率を改善する方法に焦点を当てています。

b. 株式会社グランクルー代表取締役加瀬健史氏
不動産売買仲介を中心に多様な業務を経験し、企業成長に寄与する方法を探っています。

c. 株式会社イズミ専務取締役泉了樹郎氏
マンションデベロッパーでの経験を経て、地域に根ざしたビジネス展開を進めています。

青鳩会の役割

青鳩会は「地域に新しい価値を創出」をテーマに、次世代の不動産業界を担う若手人材の育成を目指しています。業界全体の活性化を図り、会員相互の交流促進が目的です。イベントの詳細や関連情報は大阪宅建の公式Xアカウント（@takken_takucchi）で確認可能です。

この機会に、生成AIの恩恵を実感できる貴重な時間を皆さんとともに過ごしたいと思います。ぜひ参加を検討してください。