新入社員を育成！ライズが清水建設のNOVAREで現場体験を実施

株式会社ライズが、清水建設の先進的な研修施設「NOVARE」を活用して、新入社員への現場体験型教育をスタートさせた。これは、建設業界における若手人材の育成を目的としており、2024年10月10日から実施されている。 NOVAREは実物大の建設現場を再現した施設で、実際に足場が組まれ、現場で直面する高低差や様々な状況をリアルに体感することができる。これにより、新入社員たちは現場に入る際の心構えを整えることが可能だ。研修施設としてのこの特別な環境は、清水建設にとっても初の試みであり、その革新性が注目を集めている。ライズはこの新しい機会を得ることで、建設現場へ向かう人材に対して、より実践的な教育を行うことができるようになった。参加した新入社員からは、「実際の建設現場の雰囲気を肌で感じることで、理解が深まった」といった意見が多く寄せられ、研修の効果を実感している。建設業界の人手不足が進む中、ライズは未経験の若手人材を育てるための環境整備を進めていく計画だ。彼らは若手にしっかりとした基盤を提供することが業界全体の活性化につながると考えている。ライズの取り組みは、ただの研修にとどまらず、未来の建設業界を担う人材の育成を目指している。株式会社ライズの代表取締役社長、岩井勇二郎氏は、「建設業界の将来を担う人材を育成することは最重要課題の一つです。私たちは、未経験者が安心して現場に適応できる環境を整えることに力を入れています」と話す。幅広い事業内容を持つライズは、建設業務だけでなく、ITエンジニアの派遣やアウトソーシングも行っており、これからも多面での人材育成に寄与していくことが期待されている。今後、ライズがどのように人材育成を進めていくのか、その動向に注目が集まる。本社は千葉県松戸市松戸に位置し、設立から約30年の歴史を持つライズ。資本金は1,600万円で、安定した基盤を持つ企業である。建設業界が抱える課題を認識し、それに対する解決策を講じるライズの取り組みは、今後の業界の変革に寄与するものと期待されている。