FPTとデータブリックスの協業
2025-03-21 12:52:20

FPTがデータブリックスと手を組み業務効率化サポートを開始

FPTコンサルティングジャパン株式会社は、日本国内の企業が抱えるデジタル化の課題に応えるべく、データブリックスとの協業を強化しました。この提携により、「データ・インテリジェンス・プラットフォーム」を活用し、業務効率の向上や顧客体験の改善をサポートする新たなサービスが2025年3月21日より開始されます。

近年、日本では労働力人口の減少や老朽化したシステムがもたらすリスクが顕在化しています。これに対し、業務の効率化や生産性の向上は急務となっており、企業は積極的なデジタルトランスフォーメーション(DX)を進める必要があります。そして、生成AI技術の急速な進展に伴い、データ利活用の重要性がより一層増しています。

データブリックスの「データ・インテリジェンス・プラットフォーム」は、企業がデータに基づいた迅速な意思決定を行うための強力なツールとして、世界的に評価されています。FPTは、データブリックスの認定資格取得者を増やし、日本におけるデータとAIの可能性を最大限に引き出すために尽力しています。

今回のサービスの内容は多岐にわたります。まず、データ活用に関する戦略をコンサルティングし、その後、データモデルの設計やROI評価、さらにはシステム要件定義やデータブリックス導入支援を行います。特に、顧客ニーズに応じたAI利用のビジョンを設定し、機械学習モデルの構築や生成AIの導入支援も行なわれます。また、データドリブンな経営に向けて、組織やプロセスの変革をサポートする施策も用意されています。

データブリックス日本法人の代表である笹俊文氏は、FPTとのパートナーシップの強化が多くの日本企業にプラスの影響を与えると述べ、自社データの潜在能力を引き出す手助けを行うことの重要性を強調しました。同時に、FPTのCX部マネージングディレクター石原寛之氏は、子会社と共同で新たなサービスを展開し、日本市場でのデータ分析とAI技術の民主化を促進することに意気込みを見せました。

FPTコンサルティングジャパンは、2019年に設立された企業で、東南アジアのIT最大手であるFPTと、コンサルティングに強みを持つ株式会社エル・ティー・エスとの合弁事業です。両社の知見を活かし、デジタルトランスフォーメーションの実現に貢献してきました。

この新たなサービスにより、日本企業は効率的な情報活用と迅速な意思決定を行える体制が整えられ、競争力を高めることが期待されています。データブリックスとFPTの協業がもたらす成果に、業界の注目が集まっています。


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会社情報

会社名
FPTジャパンホールディングス株式会社
住所
東京都港区三田3-5-19住友不動産東京三田ガーデンタワー 33F
電話番号
03-6634-6868

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