「Wevox」の個人特性診断、受検者数が25万人を突破し新たな分析結果を発表

Wevoxによる個人特性診断が注目を集める

株式会社アトラエが展開する「Wevox」は、テクノロジーを駆使して人々の可能性を広げる事業の一環として、組織力向上プラットフォームを提供しています。最近、この「Wevox」が手掛ける個人特性診断の受検者数が25万人を超え、その中で業界や年代別の特徴を分析した結果が注目を集めています。

個人特性診断とは何か？

「自分を知り、チームを知る」ことをテーマにしたこの診断は、約70の質問に答えることで自分の特性を理解するためのサーベイです。ユング心理学を基に設計されたこの診断は、8つの因子を使用して個人の特性を可視化し、チームビルディングや相互理解を深める助けとなります。

特に注目すべきは、2024年5月から有料利用企業に所属するすべての人がこの診断を受けられるようになる点です。これにより、より多くの人々が自らの特性を理解し、職場環境の改善に寄与することが期待されています。

業界別・年代別の特徴

受検者数が増えることで、特性診断の結果から業界別や年代別に異なる特性が浮き彫りになりました。

業界別の特徴

- ICT・インターネットサービス業界: 直観や思考が優位な特性を持つ方が多く、企画・開発など論理的な思考が求められる業務が多いことがわかりました。
- 金融業界: 外向性や感覚が優位な特性を持つ方が多く、対人コミュニケーションが求められる業務に従事している傾向が見られます。

年代別の特徴

年代の上昇に伴い、直観よりも感覚が優位な傾向が見られ、より実体験を重視する姿勢が見受けられます。特に20代は感情が優位な特性を持つ方が多いですが、30代以上とは同じメッセージに対する受け取り方が異なることも明らかになっています。

組織内での応用

付け加えると、特性診断は職場でのコミュニケーションの向上やメンター制度、適切な人事配属のマッチングにも役立てられています。診断結果を基にした具体的な活用事例も多数あり、ユーザーからは実際に効果があったとの声が寄せられています。特に、特性診断の結果を活用することで、職場内のコミュニケーションが円滑になり、業務効率が向上したとのフィードバックもあります。

Wevoxの将来性

今後もWevoxは、独自の分析を続けると同時に、利用企業と共創しながら機能性やサービスの価値を向上させることを目指しています。具体的には自組織の特性とエンゲージメントをさらに深く分析し、個人だけでなく、各チームのパフォーマンスを高めるための取り組みを続けていく予定です。

Wevoxの基本情報

Wevoxは、エンゲージメントを軸にしたパルスサーベイで、組織の状態を多角的に可視化し分析するプラットフォームです。現在、導入している組織数は3530以上、回答データは3億件を超えるなど、その影響力は日々高まっています。詳細は公式サイトやTwitterで確認できます。

これからも私たちの組織やチームにおける特性の理解を深め、より良い職場環境づくりに貢献していくWevoxの動向から目が離せません。