サロネーゼの日の誕生
有限会社ハッピーキューブス(東京都世田谷区)代表のローズ麻生育子氏は、3月6日を「サロネーゼの日」として日本記念日協会に認定しました。この日は、女性の多様な生き方や自分らしい働き方を応援するために制定された特別な日です。
サロネーゼとは?
サロネーゼは、自宅をサロンとして料理やフラワーアレンジメントなどの教室を開く女性たちを指します。言葉自体は新しいものですが、自宅で教える女性たちは日本の伝統文化の中にもしっかりと根付いています。古くは華道や茶道、書道などで教えを広めてきた女性たちも、その一端を担っています。彼女たちは、自らの「好き」とするものを形にし、常に学び続ける姿勢を持つことで、自分の専門性を高めています。
自宅でビジネスを営むことができるため、子育てや引っ越しの都合でキャリアにブランクが生じた女性たちにとっても魅力的な選択肢となるでしょう。こうした新しい生き方を認知し、支援することが「サロネーゼの日」の目的です。
制定に込めた思い
3月6日が選ばれた理由は、早春の季節にぴったりで、ひなまつりと国際女性デーの間の特別な日であるからです。また、数字の「3」と「6」が「サロン(3)」に関連付けられていることも意義深いです。この日を通じて、サロネーゼという存在を広く知ってもらい、多くの女性が自分の可能性を見つけられる手助けができればと考えています。
記念イベントと出版物
「サロネーゼの日」の制定を記念して、2012年3月6日に二子玉川の玉川高島屋で大規模なイベントが開催されます。このイベントでは、約100名のサロネーゼが集まり、交流の場が設けられる予定です。また、名誉顧問に心理学者の富田たかし氏を迎えた「サロネーゼサポーターズ協会」も設立され、各界の専門家からもおすすめのメッセージが寄せられます。
さらに、新しいサロネーゼたちの活動を網羅した『日本のサロネーゼ77人 〜“好き”をカタチに新しい生き方を実践する女性たち』という名鑑が日経BPコンサルティングから出版されます。この本では、現在活躍中のサロネーゼ77人のプロフィールやサロン情報が詳しく紹介され、さまざまな視点からサロネーゼのリアルな姿が見えてくる内容になります。発行は2012年3月6日の予定で、初版は6000部を予定しています。電子書籍化も検討中とのことです。
お問い合わせについて
サロネーゼの日の関連情報については、有限会社ハッピーキューブスの公式ウェブサイト(
ハッピーキューブス)からも確認でき、イベント協賛の企業も募集中です。また、サロネーゼとして活動を希望する方々は11月1日より一般募集に参加できます。
「サロネーゼの日」が開く新たな女性の世界を、ぜひとも楽しみにしていきたいと思います。