株式会社イーシーキューブとStripeの協業
株式会社イーシーキューブ(東京・千代田区、大阪・北区)は、世界中で広く利用されているグローバル・ファイナンシャル・プラットフォームStripeと連携を開始しました。この協業は、国内EC市場での決済体験の向上やグローバル化を目的としており、日本企業として初めてStripeのマーケットプレイス「Stripe Apps」にアプリを発表したことが大きなニュースとなっています。
StripeとEC-CUBEの組み合わせによる利点
Stripeは、年間決済総額が世界のGDPの1.3%に相当し、2024年には1.4兆ドルを超える見込みです。このプラットフォームは、さまざまな支払方法やビジネス規模に対応することができるため、安心して利用されています。日本国内でも、グローバルな決済サービスに対応でき、顧客からの信頼を得ているStripeの導入は、多くのEC事業者にとって大きな利点となります。
EC-CUBEは日本国内で広く利用されているオープンソースのECプラットフォームで、柔軟なカスタマイズが可能です。この両社の協業により、EC-CUBEプラグインとしてStripe決済を組み込むことが可能となり、多種多様な決済手段を簡易に実装できるようになります。
様々な機能を実現するEC-CUBE用Stripeプラグイン
EC-CUBE用のStripe決済プラグインは、開発コストを抑えつつ、各国に応じた決済機能を容易に実装できます。以下の特徴があります:
1.
多様な支払い方法
- クレジットカード決済、コンビニ決済、デビッドカード決済、ウォレット決済など、EC-CUBEのフローを変更せずにさまざまな決済方法に対応。
2.
集中管理
- EC-CUBEの注文管理とStripeの支払い管理をシームレスに連携させることで、リアルタイムで注文と決済の状況を確認可能。
3.
地域に合わせた実装
- 世界各国の支払い方法を自動で導入し、国境を越えたEC取引を実現。
4.
不正利用対策
- 数百万人の決済データを基にした機械学習による不正利用防止機能が強力にサポート。
協業の影響と今後の展望
この協業に関する両社の代表者は、互いの強みを活かして国内EC市場での新たな事業機会を創出することに期待を寄せています。特に、Stripeの決済技術とEC-CUBEが提供するプラットフォームの実績を融合させることで、さらなる成長が見込まれます。
また、EC-CUBEは、ECサイト構築のサポートを強化しており、大規模EC構築や運用支援に関する相談にも対応しています。このたび、様々な業種や規模に適したサービスを提供する体制を整え、国内外に向けたECビジネスの発展を目指しています。
まとめ
株式会社イーシーキューブとStripeの協業は、日本のEC市場に革新をもたらす重要な一歩です。今後の展開で、EC-CUBEがどのように世界とつながり、新たなビジネスチャンスを生み出すのかに注目です。自社のECサイトをより便利に、より安心して運営できるよう、まずはEC-CUBEの導入を検討してみてはいかがでしょうか?