子どもたちにプロ音楽体験を届ける「ドコモ未来フィールド」特別イベント
2025年8月3日、渋谷区のNHKホールにて開催された「ドコモ未来フィールド」の特別イベントは、子どもたちに音楽の豊かさとプロの世界を体感させる貴重な機会となりました。この人気イベントは、日本を代表するオーケストラ、NHK交響楽団の全面協力のもとで実施され、参加者は全国から選ばれた小学1年生から中学3年生の子どもたちとその保護者たちです。
音楽のセカイへようこそ
「ドコモ未来フィールド」は、未来に向かって希望を抱く子どもたちに多様な経験の場を提供するプロジェクトです。この日は、子どもたちが音楽を中心にしたプロのセカイに触れる絶好のチャンスが用意されています。
特別イベントのプログラムには、N響の本格的なオーケストラ公演があり、「夏だ!祭りだ!!N響ほっとコンサート/オーケストラとゆくちょっとふしぎな夏の冒険」と題された内容で、参加者はプロの演奏を間近で感じることができました。さらに、小アンサンブル演奏や楽団員との質疑応答、舞台裏の見学ツアーなど、普段は味わえない特別な体験が盛りだくさんでした。
プログラムの概要
午前の部
午前中のプログラムでは、まずN響の楽団員たちが自己紹介を行い、トランペット、ヴィオラ、コントラバスの演奏を披露しました。生の音楽を近くで聴く迫力に子どもたちの目は輝き、「楽器の音色がこんなに近くで聴けるのは初めて!」という感想も多く聞かれました。
その後、質疑応答コーナーが設けられ、子どもたちからは「どんな練習をしていますか?」という率直な質問が飛び交い、演奏家たちは笑顔で自分の経験を語りました。音楽の楽しさやプロとしての喜びを伝える姿に、子どもたちも真剣に耳を傾けていました。
舞台裏探検
さらに、舞台裏を訪れる見学ツアーが実施され、NHKホールのステージに足を踏み入れました。客席からは見えない舞台の舞台裏は、音楽が生まれる興奮と緊張感が漂い、子どもたちは興奮気味にその様子を観察。普段は見ることのできない景色を目の当たりにし、「ここに立つとドキドキする」という感想も多数寄せられました。
午後は楽器体験
午後の部では、実際に楽器を手に取り音を出す「楽器体験コーナー」が設けられました。打楽器や弦楽器に触れながら、楽団員のサポートを受けて子どもたちが挑戦。特にトランペットでは、唇を震わせる感覚に戸惑いながらも楽しんでいました。「音が変わるのが面白い!」と驚きの声が聞かれる場面もあり、経験を通じて深い理解を得ていました。
最後には、松本宗利音さんの指揮で開催された本格的なオーケストラ公演が行われ、子どもたちは音楽の力に包まれながら過ごしました。このイベントを通して、彼らは単なる音楽体験を超えた、想像力や感性を育む貴重な時間を得ました。
未来を描く体験を提供
今後も「ドコモ未来フィールド」は、子どもたちがリアルなプロの世界にふれ、自分の未来を見つめ直すきっかけとなる様々な体験を展開していく計画です。このプロジェクトは、一人一人の子どもたちが新たな夢を描く手助けとなることでしょう。
「ドコモ未来プロジェクト」の理念
このプロジェクトは、文化、科学、スポーツなどを通して、子どもたちに学びと成長の機会を提供することを目的としています。参加することで、自らの未来を切り拓く力を植え付けることに貢献できると信じています。こうした活動がより多くの子どもたちに届けられることを願っています。