自治体職員向けWebデザイン研修が提供する新たな広報の形
最近、宮崎市の広報職員向けに「伝わる広報」をテーマにしたWebデザイン研修が行われました。この研修は、株式会社Zealoxが運営する女性専用Webデザインスクール「Find me!」が提供したもので、実践的な内容になっています。研修は、3月12日と19日の2日にわたってZOOMを介して実施され、参加者はオンラインで直接講義と演習に参加しました。
実施の背景と目的
今回の研修は、市民への情報発信をより効果的に行うために、広報の重要性が高まっている中で、職員がデザインの基礎を学ぶ機会が不足しているという課題から生まれました。多くの自治体職員は「見やすく、伝わる」広報物を作成したいと思っているものの、その具体的な手法を知らないため、デザインの基礎を体系的に学ぶ必要があるとされています。
研修の目的は、デザインの基本を学ぶだけでなく、参加者が「なんとなく作る」から「意図を持って作る」へと視点をシフトさせ、実務に活かせる知識を提供することです。これにより、チラシやSNSなどを用いた情報発信の質を向上させることが期待されています。
研修の概要と内容
第1回目の研修内容
初回の研修では、以下のような内容が扱われました。
1.
伝わるデザインとは何か - 目的、対象、行動が一致することや、見やすさの設計方法について学びます。
2.
情報の優先順位 - 情報を三層で構造化する技法についての理解を深めます。
3.
チラシの役割 - 行動を促すためのデザインの流れを素早く理解します。
4.
情報設計の考え方 - デザインの80%は設計によって決まるという理論を学びます。
5.
デザインの基本4原則 - 同時に利用すべき原則を知り、実践します。
6.
Canvaを使った実践フロー - 実際にCanvaを用いてテンプレートと設計を組み合わせて学習します。
7.
共通課題テーマによる演習 - 設計から実際の作成、確認までを一連で体験します。
第2回目の研修内容
二回目の研修では、参加者が事前に提出した広報物に対するフィードバックを行います。リアルタイムでの添削と詳細な解説が行われ、参加者は具体的な改善点を学びました。ここでは、伝えやすいデザインに改善するためのコツも明示され、参加者同士の意見交換も活発に行われました。
参加者の反応
研修参加者からは、全体的に好評な意見が多く寄せられました。「全職員に受けてもらいたいくらい役立った」という声や、「研修の流れがわかりやすかった」という意見があり、実際にCanvaを使ってみようという意欲が高まった方も多くいました。デザインを理論的に学び、実践にすぐ活かせる内容として評価されています。
今後の展望
Zealoxは、今後も自治体職員向けのデザイン研修を実施し、ニーズに合わせたプログラムを展開していく方針です。特に、他の自治体でも同様の研修のリクエストが増えており、今後の活動が期待されます。Zealoxの目指すところは、社会にインパクトを与える革新的なサービスの提供であり、この研修はその一環と考えられます。
本研修についての詳細や実施の相談は、公式サイトまたは電話で気軽に問い合わせることができるので、興味のある自治体職員の皆様はぜひ利用してほしいところです。