オンライン塾の人気、その理由とは?
株式会社イードが運営する「ミツカル教育通信」によると、オンライン塾を利用する保護者の間で、送迎不要が大きな魅力となっています。同社が実施したアンケート調査では、300人の保護者が参加し、オンライン塾に対する意識や利用状況についての具体的なデータが得られました。この調査結果から見えてくるのは、単に送迎の手間が無くなるだけでなく、家庭での学習環境にも多くの利点があるということです。
調査概要
本調査は、2025年11月23日から29日までの期間に実施され、オンライン塾利用経験のある子どもを持つ保護者を対象に行われました。調査方法は、クラウドソーシングサービス「クラウドワークス」を利用したオンライン調査です。
オンライン塾の利用者層
調査の結果、利用者が最も多いのは中学生で、全体の28.2%を占めています。次いで高校生が27.5%、そして小学生が22.3%と22.0%と続いており、どの学年にもオンライン塾を利用する子どもが存在しています。この結果からは、年齢に関わらずオンライン塾のニーズがあることがわかります。
短期利用の傾向
オンライン塾の利用期間に関しては、66.0%の保護者が「1年未満」と回答しました。短期の利用が多いことが特徴的で、2年以上続けている家庭は少数派となっており、オンライン塾の一時的な利用が目立っています。
学習スタイルの変化
興味深いことに、オンライン塾を始める前の学習スタイルは、通信教育や家庭学習が多かったとのことです。実際に対面塾からの切り替えもあり、ほぼ3割がそのような経験を持っています。自宅での学習から、専門的な指導を受けられるようになったことで、より効果的な学びのスタイルに移行したと推測されます。
送迎時間の有意義な活用
送迎が無くなったことで、保護者はその時間を自分自身や家庭のために充実させることができたと感じています。「自分の趣味や休息にあてられた」という回答が最も多く、仕事の時間を確保できたという意見も少なくありません。また、夕食の準備や他の家族との時間も増えたとの回答があり、時間の使い方が根本的に変わったことが伺えます。
送迎不要の重要性
調査の結果、81.7%の保護者が「送迎不要」なことをオンライン塾の重要な決め手として挙げました。これは他の要因、例えば料金や授業内容がメインではなく送迎の手間を省くことが、実際には非常に大きな魅力の一つであることを示しています。教育を受ける側にとって、時間は何よりの資源であり、その負担を軽減することが学びにも良い影響を与えるのです。
オンライン塾のデメリット
一方で、送迎が無いことで「学習モードの切り替えが難しい」と感じる保護者も多くいました。さらに、運動不足が懸念されるという健康上の心配や、親同士の情報交換が難しくなったとの意見もありました。しかし、全体の約25.9%は「特にデメリットはない」と回答しており、高い満足度が伺えます。
まとめ
今回の調査から、オンライン塾は送迎不要というメリットだけではなく、保護者にとっても時間の有効活用と安心できる学習環境を提供していることがわかりました。8割以上が送迎不要を重視し、その結果、個々のライフスタイルに合わせた充実した時間の使い方ができるようになったと考えられます。今後もオンライン塾の利用が進むにつれて、さらなる利点が浮かび上がってくることでしょう。