大和ハウス工業が「PRIDE指標2025」で5年連続ゴールド受賞

大和ハウス工業株式会社が、2025年11月14日に職場でのLGBTQ+への取り組み評価指標「PRIDE指標2025」において、5年連続のゴールド受賞を果たしました。この栄誉ある受賞は、同社が多様な人財の活躍を支援する取り組みを着実に実践してきた結果といえます。

ダイバーシティ＆インクルージョンの施策

大和ハウス工業は、「ダイバーシティ＆インクルージョン」を企業の重要施策の一つと位置づけており、性別、年齢、障がいの有無、性的マイノリティなどあらゆる多様性への理解と支援を進めています。特にLGBTQ+に関しては、社員が安心して勤務できる環境を整えるため、次のような具体的な施策を実施しています。

1. 社内制度と体制の整備: 社社内での安全な職場環境を実現するため、LGBTQ+に関連する制度や整備を進め、全社員に周知する取り組みを行っています。

2. 相談窓口の設置: 外部の専門知識を持つスタッフを活用して、相談窓口を設置。この窓口は、社員が気軽に相談できる場として機能しており、実際に利用実績も徐々に増加しています。

3. 福利厚生の充実: 同性パートナーに対しても、配偶者と同様の福利厚生を提供するなど、平等な待遇を実現してきました。

4. 研修とEラーニングの実施: すべての社員を対象に、LGBTQ+に対する理解促進のための研修や入社時に提供するEラーニングを通じて、意識の向上に努めています。

5. 啓発イベントの開催: 定期的に啓発イベントへの参加を従業員に呼びかけ、職場全体での意識向上に寄与しています。

今後の展望

大和ハウス工業は、持続的な成長と人的資本価値の向上を目指して、LGBTQ+に限らず他の多様な人財が活躍できる環境づくりに引き続き注力していく方針です。特に、女性や障がいのある方、シニア層を含む多角的視点を生かした経営の実現を目指して、さらなるダイバーシティ経営の強化を進めます。

「PRIDE指標」について

「PRIDE指標」は、任意団体work with Prideが2016年に策定した、LGBTQ+の働きやすい職場の実現を目指した評価指標です。この指標には、行動宣言（Policy）、当事者コミュニティの状況（Representation）、啓発活動（Inspiration）、人事制度やプログラム（Development）、社会貢献活動（Engagement・Empowerment）の5つの評価基準があります。評価は「ゴールド」、「シルバー」、「ブロンズ」の3段階に分かれ、特に「ゴールド」認定を受けた企業の中で、セクターを超えた協働を推進する企業は「レインボー」認定されます。

大和ハウス工業が5年連続でゴールドを獲得したのは、同社のダイバーシティに対する真摯な取り組みが評価された結果であり、今後もこの姿勢を貫くことが期待されています。詳細については公式サイトにてご確認ください。

公式サイトでのダイバーシティ推進の取り組み

PRIDE指標の詳細