地域との絆を深める!飛騨高山美術館の無料公開イベント
岐阜県高山市に位置する飛騨高山美術館は、地域密着型のアート空間として、多くの市民に愛されてきました。特に、2023年の11月1日から3日までの3日間、同美術館は高山市民向けに無料公開を行います。このイベントは、「気軽に芸術に触れ、楽しんでいただきたい」という館長の思いから実現しました。
無料公開の概要
この特別な無料公開イベントは、芸術と地域のつながりを深めることを目的としています。入館は10:00から18:00まで可能で、最終入館は17:00となっています。この期間中には、高山市民であることを証明するための身分証明書(学生証や運転免許証等)を持参する必要があります。
初日イベント:ファッションショー
初日の11月1日には、飛騨高山高等学校の生活デザイン科の学生たちによるファッションショーも予定されています。美術館のロビーで行われるこのショーは、実績や努力が結集した学生たちの作品を展示する機会となります。15:00と16:00の2回、各回約20分間に渡って開催されます。このファッションショーを通じて、地域の若者たちと美術館との関わりを深め、観覧者に新たな発見をもたらすことが期待されています。
主要企画展のご案内
無料公開の期間中には、特別企画展も同時開催されています。特に注目すべきは、2025年のアール・デコ100周年展です。これはルネ・ラリックの作品を中心に、アール・デコ時代の美しい香水瓶が展示されるもので、一般入館料は大人2,000円ですが、高山市民はこの期間中無料で楽しむことができます。
また、「いきものをさがせ!」というユニークな鑑賞体験も提供されています。これは、展示作品に隠された生物を探すという楽しみながら学びのある体験で、参加者は美術館を自由に歩きながら、アートと自然の結びつきを再発見できます。
飛騨高山美術館の魅力
飛騨高山美術館は1997年に開館し、以降、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで6期連続三ツ星を獲得するなど、高い評価を受けています。美術館はアール・ヌーヴォーやアール・デコの名品を中心に、大正時代から現代にかけてのアートを収蔵しており、エミール・ガレの代表作やルネ・ラリックの作品などが展示されています。芸術体験を通じて地域の人々に感動を与え、アートの楽しさを感じてもらうことを目指しています。
まとめ
飛騨高山美術館の無料公開イベントは、地域の芸術への関心を高める素晴らしい機会です。ぜひこの機会に、美しいアートと感動的な瞬間を体験してみてください。特別な3日間が、地元の人々とアートを結ぶ架け橋となることを願っています。詳細や最新情報については、美術館の公式ウェブサイトやSNSをチェックしてください!
公式サイト:
飛騨高山美術館
公式Instagram:
@hidatakayama_museum_of_art