御嶽スキー場の再復興プロジェクト
長野県の美しい自然に囲まれた御嶽スキー場は、歴史的な魅力を持つウィンタースポーツの拠点です。しかし、古びた施設と厳しい経営状況を抱え、今、再生を目指す取り組みが進められています。
今回のクラウドファンディングプロジェクトでは、老朽化した設備を改善するために、自走式降雪機を導入し、スノーパークの再構築を目指しています。
クラウドファンディングの成果
昨年のクラウドファンディングで、11,048,000円という大きな支援を受け、実際にはロッジ三笠に新しい機能が追加され、多くの訪問者が御嶽山の魅力を楽しむことができました。このロッジは、登山客やウィンタースポーツを楽しむ方々によって賑わいを見せており、例年よりも多くの方々が利用しています。しかし、スキー場を持続的に運営していくには、さらなる改善が求められています。
年間45,000人の来場者が必要
スキー場の運営を安定させるためには、年間45,000人のお客様が必要とされています。ここ数年は来場者が増加しており、特に先シーズンは35,000人を記録しましたが、まだ目指すべき目標には達していません。御嶽スキー場は、単なるレクリエーションスポットではなく、地域の大切な一部として存続する必要があります。
自走式降雪機の導入
今回のプロジェクトでは、かつて使用されていた自走式降雪機を復活させることが計画されています。60年以上の歴史を誇る御嶽には、故障している降雪機がいくつか眠っています。新たな機器を導入するのではなく、これらを修理し、地球環境にも配慮した取り組みを行うことが重要です。
スノーパーク再構築の目指すもの
降雪機が復活することで、雪の確保が容易になり、かつての名物スノーパークを再構築することが可能になります。これにより新たなレジャー体験が生まれ、さらに多くのスキーヤーやスノーボーダーを引き寄せることが期待されています。
特別リターンの紹介
クラウドファンディングの支援者には、様々な特別リターンがあります。例えば、営業終了後にスタッフと行う「圧雪体験ゲレンデクルーズ」や、オリジナルTシャツなどがあります。これらのリターンは、支援の感謝の意を込めた特別な体験となっています。
運営メンバーの思い
御嶽スキー場を運営する株式会社シシの代表、岩堀翔太氏は、地域の方々の支援に感謝し、存続に向けたさらなる努力を続けていると語っています。また、支配人の家高里加子氏も、クラウドファンディングの成功は地域の皆様のおかげであり、これからも一つ一つの課題をクリアしていきたいと意気込みを示しています。
最後に
御嶽スキー場は、今後も地域の皆さまに愛されるスキー場として成長を続けていくために、皆様のご支援を求めています。地元の皆様、スキー愛好家の皆様にとって、魅力的なスポットとして在り続けるために、どうぞご協力をお願いいたします。
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