ユニファ、保育ICTでAI賞ファイナリストに選出
ユニファ株式会社は、保育に関するICTサービス「ルクミー」を展開する企業であり、この度、2025年3月13日に開催される「第3回 生成 AI Innovation Awards」のファイナリストに選ばれました。この賞は、企業の課題解決に向けて生成AI技術を活用した独自のアイデアやソリューションが評価されるもので、多くの応募の中からの選出は注目に値します。
背景情報
「生成 AI Innovation Awards」は、Google Cloud Japanが主催する賞であり、日本の企業や研究機関が提供する革新的かつ実用的な事例を表彰することを目的としています。ユニファは、保育関連のICTシステム「ルクミー」を通じて、保育者や保護者のニーズに応えるための先進的な取り組みを推進しています。この中で、保育者が「もっと子どもを見たい」と、保護者が「もっと子どもを見てほしい」と願う気持ちを支える「保育AI」の導入が挙げられます。
ルクミーの「保育AI」の機能
「ルクミー」の「保育AI」には、文章作成を支援する『たよえるくん』や、保護者に提供する写真に関するチェック機能・『ばらつきチェック』があります。このような機能により、保育者は事務作業の負担を大幅に軽減でき、より多くの時間を子どもと向き合うことに費やすことが可能となります。また、保護者にとっても、より親密で丁寧な情報共有により安心感が高まります。
さらに、ユニファは、2024年10月からは三つの地域で生成AIを活用した実証実験を行うことも発表。これにより、生成AIによる保育サポートの実態を探ると共に、保育者の温もりや愛がAIによって損なわれることのない工夫が行われる予定です。
ルクミーについて
「ルクミー」のサービスは、保育の業務を大幅に効率化することを目指しています。登降園管理や保育日誌、自動転記機能などを搭載し、業務のDX(デジタル・トランスフォーメーション)が進められています。また、ルクミー午睡チェック機能は業界シェアNo.1を誇るなど、効果が実証されています。これにより、保育者のやりがいや保育の質の向上にも貢献しています。
ユニファのビジョン
ユニファ株式会社は、2013年に設立されて以来、子育てに関する社会課題の解決を目指してきました。彼らは「家族の幸せを生み出すあたらしい社会インフラを世界中で創り出す」を企業理念に掲げ、最新のテクノロジーを活用した保育支援サービスを提供しています。これまでに複数の賞を受賞し、確固たる地位を築いています。
おわりに
ユニファの「保育AI」は、保育業界における技術革新の一端を担っており、今後もその動向から目が離せません。保育者と子どもたち、そして保護者をつなぐこの取り組みがどのように進化していくのか、さらなる発表を楽しみにしたいところです。