ジャパン・リリーフが新たなホテル業界向けサービスを開始
日本の総合人材サービス会社、株式会社ジャパン・リリーフ(本社: 東京都港区、代表取締役会長: 野村俊司)が、訪日外国人の増加に伴うホテル業界の人材不足に対応すべく、新たなサービス「CONCIERGEST(コンシェルジェスト)」の提供を2018年11月1日より開始します。このサービスは、世界水準のコンシェルジュを育成することを目指しており、業界内の人材ニーズにしっかりと応えていく内容となっています。
背景
近年、日本を訪れる外国人観光客の数は飛躍的に増加しています。特に2017年には2869万人に達し、今後もこの傾向は続く見込みです。これにより、ホテル需要が高まり、多くの新しいホテルの建設が進行中です。観光庁も指摘している通り、観光業界のトップ人材や現場スタッフの不足が深刻な問題となっており、この課題をクリアすることが日本の国際競争力を高めるカギとなります。
サービス構成
「CONCIERGEST」では、質の高いホテル人材の教育と派遣を中心に、会員制コンシェルジュサービスやホテルコンサルティングを行います。具体的なサービス内容は以下の通りです:
1.
ホテル人材教育
関連業界の豊富なノウハウを基に、元5スターホテルのチーフコンシェルジュによる特別な教育メソッドを取り入れ、高品質なサービスを提供できる人材を育成します。
2.
ホテル人材紹介・派遣
「CONCIERGEST」独自の教育方法を使用して、現場で即戦力となる人材を紹介・派遣します。また、アジア地域からの人材活用も進め、供給力を高めます。派遣後もきめ細やかなアフターケアを行い、スキルアップをサポートします。
3.
会員制コンシェルジュサービス
高級志向の訪日外国人富裕層に加えて、国内の法人向けでも利用可能なテーラーメイドのサービスを提供。レストランの予約、宿泊手配、交通手段のアレンジなど、顧客の需要に合わせた最高の体験を提供します。
4.
ホテルコンサルティング
新規開業を考えているホテルやリブランディングを必要とする施設に対して、ホスピタリティの視点からさまざまなコンサルティングを実施します。
今後の取り組み
ジャパン・リリーフは、アジア各国へのアクセスが良好な沖縄に人材教育センターを設置し、さらなる人材育成を進める計画です。この新たな試みを通じて、日本の観光業界全体の競争力を高めることを目指しています。
会社概要
- - 社名:株式会社ジャパン・リリーフ
- - 代表取締役会長:野村俊司
- - 所在地:東京都港区芝浦4-9-25芝浦スクエアビル12F
- - 設立:1994年
- - 事業内容:人材事業、ホテル業界向けサービス、医療福祉介護人材事業など
- - 公式サイト:ジャパン・リリーフ
このように、ジャパン・リリーフの「CONCIERGEST」は、今後のインバウンド需要を踏まえた新しい人材育成の枠組みとして期待されています。