イグアルファン社、3.1億円の資金調達を実施
イグアルファン株式会社(本社:東京文京区)は、先日3.1億円をプレ・シードラウンドとして調達したことを発表しました。法人の引受先には、リアルテックファンド4号投資事業有限責任組合(UntroD Capital Japan株式会社)やINSPiRE Mutualistic Symbiosis Fund 1投資事業有限責任組合(株式会社インスパイア・インベストメント)などが含まれています。この資金調達により、厚生労働省からの助成金を合わせ、今年度の累計調達額は7.6億円に達しました。
1. 資金調達の狙いとは?
イグアルファン社は、腸内細菌叢のバランスを整えるための世界初となる経口IgA抗体医薬の開発を進行中です。これにより、多具合な疾病の予防と治療を行うプラットフォームとしての成長を目指しています。2025年の中頃には、厚生労働省の「創薬エコシステム発展支援事業」に選ばれ、4.5億円の支援も受けています。既に、海外のCDMOとの委託を通じてCell Pool作製を成功させており、現在はResearch Cell Bank(RCB)の作製に取り組んでいます。
調達した資金はRCBの作製、製造プロセスや分析法の開発、さらにNon-GMP製造などの重要な機能強化に充当し、開発の速度を高めていく予定です。
2. イグアルファン社とは?
イグアルファン社は、2022年4月に設立され、免疫や感染制御に関する研究を東京大学との共同プロジェクトとして推進しています。会社の目的は、「ヒトと腸内細菌の共生系を実現し、地球及び人類のWell-Beingに貢献」することで、特に腸内環境を改善するためのIgA抗体の実用化に取り組んでいます。すでに成立した特許は10件以上に達しており、これには物質や製法、用途に関連する特許が含まれています。
同社は、独自の製法特許によって高効率なIgA多量体抗体の製造技術を確立し、腸内細菌の改善を目指しています。
3. 投資家からの期待の声
UntroD Capital Japanの代表、永田 暁彦氏は、腸内細菌の役割が感染症や神経変性疾患といった様々な病に深く関わっていることを指摘し、イグアルファン社が開発中の経口IgA抗体がこれらのバイ菌を抑制し、腸内環境を最適化する可能性に期待を寄せています。
また、株式会社インスパイア・インベストメントの藤本 学氏も、イグアルファン社が人と微生物の共生を促進することで、健康維持や疾病予防に向けた革新的アプローチを取っていると評価しています。
4. 今後の展望
イグアルファン社は投資家と共に、経口IgA抗体医薬品の開発を進め、人間と腸内細菌の健全な共生系を実現することを目指しています。腸内細菌に関連する新たな医療プラットフォームの確立を通じて、地球全体が恩恵を受ける未来を構想しています。
会社概要
- - 社名: イグアルファン株式会社
- - 代表者: 代表取締役 新貝康司
- - 所在地: 東京都文京区向丘二丁目3番10号 東大前HiRAKU GATE
- - 公式サイト: www.igalphan.jp
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