絹谷幸二親子三人展 開催のお知らせ
日本の現代アートシーンで揺るぎない地位を築いている絹谷幸二(きぬたにこうじ)氏が、長男の彫刻家絹谷幸太氏、次女の日本画家絹谷香菜子氏と共に、全国初となる親子三人展「絹谷幸二親子三人展」を開催します。この展覧会は、3月22日から5月6日まで鹿児島市立美術館で行われ、多彩な色彩で彩られた作品が揃います。
絹谷幸二氏のアートに対する情熱
絹谷幸二氏は、1943年に生まれ、東京芸術大学でフレスコ画の技法を学び、イタリアに留学。日本の画壇で最も評価される画家の一人となり、そのキャリアは多岐にわたります。幸二氏は2016年に大阪の梅田スカイビルに「絹谷幸二天空美術館」を開館し、そこでは彼のフレスコ画や現代的な具象画が展示されています。特に、1997年に制作した長野冬季五輪公式ポスターの原画「銀嶺の女神」は、国内外で高い評価を得ており、「絹谷ワールド」と呼ばれる豊かな色彩の世界が広がります。
展覧会の見所
今回の展覧会では、絹谷幸二氏の代表作「蒼天富嶽龍宝図」を含む、幸二氏と香菜子氏による共作「生命輝く」、さらに新作も展示され、約70点に及ぶ作品が並ぶ予定です。これにより、絹谷一家の想いが込められたアートの世界をより多くのファンに伝えることができるでしょう。
イベント詳細
展覧会の詳細は以下の通りです:
- - 開催期間:3月22日(土)〜 5月6日(火・振休)
- - 会場:鹿児島市立美術館(鹿児島県鹿児島市城山町4番36号)
- - 入場料:前売り券(大学・一般1300円、中学・高校生600円、小学生300円)
※当日券は各種200円増し、未就学児は無料
- - 前売り券の購入先:山形屋プレイガイド、コープかごしま各店舗、Aコープ主要店舗など
- - 問い合わせ先:南日本新聞社事業部(099-813-5053)
親子三人展の意義
この親子三人展は、絹谷氏のアートに対する深い愛情と、鹿児島での豊かな創作活動を象徴するもので、全国のファンから期待されています。アートを通して、世代を越えた人々がつながり、さまざまな解釈を楽しむことができる展覧会となるでしょう。アートファンはもちろん、家族での訪問にも適したイベントです。
この機会に、色彩豊かな「絹谷ワールド」を体験してみてはいかがでしょうか。多くの方のご来場をお待ちしております。