株式会社クレアールが提供開始したCROSS STUDYとは
東京・千代田区に本社を置く株式会社クレアールが、税理士講座向けに新しい学習ツール「CROSS STUDY」の提供を開始しました。この革新的なWeb学習ツールは、認知心理学を基にした効果的な学習法を取り入れ、資格試験合格を目指す受講生をサポートします。
CROSS STUDYの特徴とコンセプト
CROSS STUDYは、資格指導の歴史が55年に及ぶクレアールが誇る独自のメソッド「非常識合格法」に沿って開発されました。このメソッドでは、合格に必要な範囲を的確に絞り込み、短期間での合格を目指すことを重視しています。また、本ツールを使用することで得られる演習を通じ、知識の定着を図ることができます。
具体的には、CROSS STUDYが提供する演習では「思い出す力」と「覚える力」の両方を鍛えることができます。特に2023年8月にリリースされたこのツールは、すでに11の講座で1万人以上の受講生に利用されており、税理士講座は12番目の講座として新たに追加されました。
なぜ税理士試験にCROSS STUDYが必要なのか?
税理士の需要は年々高まっています。特に事業継承、M&A、国際税務などの分野でプロフェッショナルが求められています。令和5年度試験からは受験資格が緩和され、これまで以上に受験のハードルは下がりましたが、合格率は約20%と依然として厳しいことが現実です。試験には高度な専門知識が求められ、理論だけでなく法的な思考力も問われるため、様々な角度からの学習が必要です。
CROSS STUDYの機能とその効果
CROSS STUDYには、以下のような機能が標準で備わっています。まず、「複数の単元を横断してランダムに問題を解く」機能があり、知識を統合的に整理することができます。また、「過去の解答結果を元に、自分の弱点に焦点を当てた学習」が行え、復習の際には「自分だけの問題リストを作成」することが可能です。
さらに、問題を難易度別に解くことができるモードも用意されており、Advancedモードでは全ての解答欄が空白、一方でBasicモードでは一部の正答が表示されるため、学習段階に応じたアプローチが可能です。これにより、受講生は自分の理解度に合わせた学習が行えます。
記憶定着のための認知心理学アプローチ
CROSS STUDYは、認知心理学の理論に基づいた学習法を採用しており、「理解を深めることが長期的な記憶に繋がる」という特性があります。多くの受験科目を対象とするため、認知心理学を活用した学習が特に効果的です。クレアールは岡山大学と連携し、この学習法の効果を検証しています。
クレアールは今後も資格取得を目指す人々に向け、充実したWeb学習の機会を提供し、学習支援の更なる向上を目指していくとしています。
クレアールの概要
クレアールは、1998年に設立されたWeb通信専門の資格試験指導機関であり、難関国家資格合格者を多数輩出しています。効率的かつ集中的な学習を実現するために質の高い講師や教材の提供に注力しています。今後も学習支援の質を向上させ、受講生の合格を後押しする教材やサービスを展開していく予定です。