詐欺防止協定締結
2025-09-30 15:44:20

住信SBIネット銀行、警察庁と詐欺防止で協定書を締結

住信SBIネット銀行と警察庁の新たな連携



住信SBIネット銀行が、警察庁との間で「情報連携協定書」を結び、特殊詐欺や口座の不正利用の防止に乗り出しました。この協定は2025年9月30日に締結され、金融機関と警察の連携を強化することが目的です。近年、特殊詐欺の増加やSNSを利用した投資詐欺、ロマンス詐欺の被害が増加している情勢を受けたものです。これにより、被害の拡大を未然に防ぐための対策が強化されることとなります。

特殊詐欺の現状



最近の調査データによれば、特殊詐欺の認知件数や被害額が大幅に増加しているという報告があります。特に銀行口座の不正利用が深刻な問題となっており、いかに迅速に対策を講じるかが各金融機関の課題となっています。住信SBIネット銀行は、オンライン銀行業務を行っているため、こうした詐欺から顧客を守るためにより厳格な対策が要求されています。

協定締結の意義



同銀行は、これまでも様々なモニタリング体制を駆使し、詐欺等を未然に阻止するための活動を行ってきましたが、本協定の締結により、新たに詐欺の疑いがある口座情報を素早く警察側に提供することができるようになります。住信SBIネット銀行が提供した情報は、警察庁や都道府県警察によって迅速な捜査につながることでしょう。これにより、詐欺被害の拡大を防ぎ、顧客の安全を確保するための新しいシステムが構築されることになります。

先進技術の導入



住信SBIネット銀行では、インターネットバンキングのセキュリティ強化のため、国際標準であるFIDO(ファイド)規格を採用しています。この仕組みは、ログイン時や取引時の安全性を飛躍的に高めるもので、銀行業務における利便性と安全性を両立させています。また、AIを用いて不正取引を検知する仕組みも搭載しており、ネットワーク分析を通じた不正利用の監視を行っています。

さらなる取り組み



住信SBIネット銀行は、今後も金融犯罪撲滅に向けた取り組みを強化し、厳正な対処を行うことで、顧客の大切な資産を守りつつ、安心・安全な金融サービスの提供に努めていく方針です。この協定に基づいて、さらなる効果的な対策を講じることが期待されています。また、特殊詐欺の手口やその対策を学ぶための情報ページも公開されているので、ぜひ参照してみてください。

安全な金融環境の構築は、住信SBIネット銀行が進める経営の中心テーマであり、今後も引き続き、積極的に取り組んでいく姿勢を示しています。


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会社情報

会社名
住信SBIネット銀行株式会社
住所
東京都港区六本木三丁目2番1号住友不動産六本木グランドタワー
電話番号

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