エールフランス航空、新たな高級クラス『ラ・プルミエール』の詳細
エールフランス航空が発表した新しい高級クラス『ラ・プルミエール』は、2024年にパリ・シャルル・ド・ゴール空港で始まるサービス刷新を前に、特別な旅を体験するための新しいキャビン仕様を導入します。変わらぬ高級感とともに、最新の技術とデザインが融合したこの新キャビンは、贅沢さと快適さを両立させたものとなっています。
特徴的なキャビン仕様
新しい『ラ・プルミエール』は、1キャビンあたりにスイートを4席設置し、各席は約3.5平方メートルを確保。これにより、より広々とした空間での移動が実現されます。2025年春からはボーイング777-300ERに段階的に装備が施され、より多くの路線でこの新しい旅行体験が味わえるようになります。
新シートは、機窓5つ分の広さを持ち、対面の長椅子(シェーズ・ロング)は2メートルのベッドに変わります。このシートからは、美しい景色を堪能しながら、贅沢なひとときを過ごすことができます。
サービスのパーソナライズ
エールフランスは、ラ・プルミエールのお客様一人一人に専任のスタッフを配置し、空港での歓迎から始まるカスタマイズされたサービスを提供。ミシュラン三つ星シェフが監修した料理も楽しめるなど、比類のない旅行体験を提供し続けます。
エールフランス-KLMグループCEOのベンジャミン・スミス氏は、「新しいラ・プルミエールは、エールフランスを業界の最高水準に位置付けるための重要な一歩です。」と述べています。
新シートのデザインと機能
新しいスイートはモジュール化された設計で、アームチェアや本格的なベッドが備えられています。快適さと機能性を兼ね備えたこのシートは、居心地良く過ごせるように工夫が施されています。特注されたレザーやウール素材が使われ、フランス製の最高品質に仕上げられています。
・各スイートは大きなカーテンで仕切られ、穏やかな静けさを再現。
・5つの機窓からは自然光を取り入れることができ、豊かな雰囲気が演出されています。
・プライバシーを重視した設計が施され、ペアシートでもしっかりとした間隔が確保されています。
エンターテインメントと充実した設備
フライト中の楽しみとして、32インチの4Kスクリーンが前後2台備えられ、2500時間以上のエンターテインメントコンテンツが用意されています。ノイズキャンセリングヘッドフォンや、Bluetooth機器との接続も可能です。充電環境も充実しており、多様なポートが備えられています。
新しい『ラ・プルミエール』がもたらす未来
『ラ・プルミエール』の新キャビンは、2025年にニューヨーク・JFK線を皮切りにロサンゼルスや東京・羽田路線へと導入される予定です。エールフランス航空は、これを機にさらなる高級感を提供し、旅行者にとって特別な体験を演出していく考えです。
この新しいサービスは、エールフランスの提唱するフランスのエレガンスとアール・ド・ヴィーヴルの精神を反映しています。これからも、エールフランス航空の進化には目が離せません。