株式会社ミラプロ、創立40周年の歩みと未来への展望
株式会社ミラプロは、山梨県北杜市に本社を構える企業で、今年6月30日をもって創立40周年を迎えました。この重要な節目を記念して、10月11日には創立40周年記念式典および記念講演会が開催され、多くの来賓と共にこれまでの歩みと今後の展望を共有しました。
経営理念と共に歩んできた道のり
創業からの3つの経営理念「奇蹟の創造」「たゆまぬ努力」「豊かさの追求」を基盤に、ミラプロは常にチャレンジ精神を持って社業に取り組んできました。これらの理念は、社員一人ひとりが日々の業務において指針としており、未来を見据えた事業展開の中で社会に貢献することを目指しています。
主力商品と高い技術力
ミラプロが誇る主力商品、溶接ベローズは、業界でも高い評価を受けており、世界トップクラスのシェアを獲得しています。創業時から培ってきた技術を基に、溶接や機械加工、アセンブリ技術をさらに高度化し、装置の設計・製造・現地据付までを一貫して担っています。特に、IT分野、メディカル分野、新たなクリーンエネルギーを支える製品の提供を通じて、より良い社会の実現に寄与しています。
未来に向けた新たな挑戦
津金洋之社長は、今後も常に新しい挑戦を続ける姿勢を強調しています。特に、自動判定システム「HAWKAEYE」の開発や、自社の持つAI技術を駆使した新たなプロジェクトが期待されています。未来に向けたビジョンとして、必要不可欠な技術の開発を促進し、商業展開を加速させることが重要だと述べています。
津金会長のメッセージ
式典では津金洋一会長が「40年の歩みと成長のために」と題し、多くの支援者への感謝を表明しました。彼は「一人で見る夢はただの夢、みんなで見る夢は可能」だと語り、チームワークが大切であることを再確認しました。すべての社員が幸せを感じられる会社を作り上げていくために、今後も連携を強化していく決意を示しました。
経営哲学「ミラプロフィロソフィー」の発行
さらに、株式会社ミラプロは創業40周年を記念して新たに「ミラプロフィロソフィー」を発行しました。これは過去3年間にわたり社内で語られた言葉を集約したもので、経営理念を新たな形で後世に伝えていく役割を担うものです。経営陣の言葉に触れることで、社員が自己成長を果たし、困難に対しても勇気をもって立ち向かう力を得ることが期待されています。
結び
自然豊かな環境の中で、ミラプロはこれからも新たな技術や事業を開発し、さらなる挑戦を続けていくことでしょう。創立40周年を機に、これまでの歩みを振り返りつつ、未来に向けた大きな一歩を踏み出しました。50年、100年と続く企業になるため、社員一丸となってさらなる飛躍を目指して邁進していく姿が印象的です。